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たかのめ はり灸治療院 接骨院

不整脈(心房細動)と鍼

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~と鍼シリーズ。今回は不整脈。
自分で脈をとって定期的な拍動が感じられなければ不整脈なわけですが、その中でも今回は「心房細動」によるものを。

皆さんも小学校理科(6年)か中学理科で学んだことがあると思うのですが、鳥類や哺乳類というものは2心房2心室の動物です。爬虫類とかよく分かんない心臓してたり、昆虫(無脊椎動物)の開放循環系なんかも勉強してると面白いのですがそこは割愛。
哺乳類では上の部屋が2つ、下の部屋が2つの計4つの部屋があり、この部屋が上手く連動しながら収縮することで効率よく肺や全身に血液を送り出すことが出来ています。

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AIによるシンプル心臓。
赤い点の辺りが「房結節」

さて、この心臓は筋肉で出来ています。
つまり四肢の筋肉と同じように電気信号によって動く臓器なのですが、脳からの信号ではなく心臓自体が信号を出して心臓を動かしているという特殊な動作をしています。
もちろん脳や別のところからの電気信号によって早くなったり遅くなったりもしますが、この心臓自体が信号を出しているというのが大事な所。

この最初に信号を出す部分を「洞(房)結節」と言い、特定の場所を通過して心臓全体に電気を流していくわけですが、この洞結節から、あるいはその周囲から「規則的」ではなく「ランダム」に信号が出てしまい、ランダム、不規則に心房部分が収縮、痙攣してしまう状態を「心房細動」といいます。

ただ、心室部分は定期的に収縮してくれるシステムが生きているのでなんとか全身に血液を送り出すことはしてくれています。これがもし心室部分が「細動」してしまうと全身に血液が遅れなくなりAED、つまりは除細動器と呼ばれる機械が必要になります。

さて、前置きが長くなりました。(笑)
そんな心房細動ですが原因不明なことが多いのですが、原因不明なものによく効くのが鍼灸です。

不整脈のようなものは心臓神経症などと呼ばれることもあるのですが、東洋医学的には心経と呼ばれるような直接心臓に流れるような気の流れ(経絡)があります。
手首にある「神門」「内関」といったツボをよく用いますが、個人的には胸の真ん中、左右乳頭の中央にある「膻中:だんちゅう」というツボが効果的です。

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膻中:左右乳頭を結ぶ胸骨中央 AI生成
刺鍼の際には胸骨に空いている穴に注意

胸の真ん中ということで刺しにくい場所ではあったりするのですが、ここに刺鍼して数分置いておくだけでも脈が安定してきたりするようなツボなので使える時は使いたいツボになります。

何より不整脈は動悸と一緒にでてきたりするのでしんどいことも多いですし、放置すれば流れが悪くなることにより血栓が出来て脳梗塞の原因になったりするので気を付けたい症状でもあります。
鍼灸で一発良くなることもあるので不整脈がしんどい、といった場合は一度ご相談いただければと思います。

それでは良い一日を。


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