鍼灸治療をするときにヒトの感情、というものを考慮する事があります。
東洋医学ではヒトの感情も臓腑に関わるものとしてかんがえたりするんですよね。
代表的なものとして七情というものがあり、
怒―肝
喜―心
思-脾
憂―肺
悲―肺
恐―腎
驚―腎
と、いうものです。肺と腎については2つずつ。
これらを原因として何らかの症状が出ている場合は『内因』によるもの、という風に考えます。

でも実は『火』の気ではなく『木』の気だったりする。
逆に自然界によるものであれば『外因』によるもとします。(暑・寒など)
心は心臓や精神を表すもので、これを壊してしまうと喜の感情が壊れてしまう、と考えたりします。
全く笑わない、喜ばない、というのもそうですが、逆に常に笑っている、喜んでいるように見える場合も『心』を病んでるのでは?という風な感じに。
怒ってばかりであれば『肝』がやられている、あるいはそれに連なる「血」が足りていない。
恐れ慄く、やたら驚くような方については腎の機能低下が無いか、気力活力が失われてないかなんてのも。
そういった方々にはそれに応じたツボがあるので身体に現れる症状だけでなく、全体を診るというのも鍼灸師の考え方の一つではあったり。
塞ぎこんでしまう、やたら怒ってしまう、気疲れが酷い、といった場合でも鍼灸の適応になったりすることもあるので、感情の振れ幅が大きくてしんどい、と言った場合でも一度ご相談いただければと思います。
それでは良い一日を。




