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たかのめ はり灸治療院 接骨院

タグ: 歯痛

  • 歯根病変について

    歯根病変について

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    いらすとやの歯。歯髄にちゃんと血液が巡っている。

    土曜日雑記
    先日、歯槽膿漏について書いたのですが、ちょっと調べてて気になったので改めて記事にしてみました。
    いくら全身を勉強したと言ってもやはり専門外の事については詳しく調べないと分からない事も多いです。
    特に歯科領域については一般的な知識と顎関節周りの解剖程度しか学校では学ぶこともないので…。

    勉強がてらの記事になります。

    まず、神経が生きている歯はある程度骨が菌にやられても復活する、ということです。
    逆に言うと、神経を抜いてしまった歯はやはり弱いという事です。

    齲歯(うし)、つまりは虫歯ですが、これは歯を溶かしてしまい、薄くなった歯が神経を刺激してしまう場合に、疼痛を抑えるために「神経を抜く」ということをしなくてはならなくなります。
    その神経を抜いた部分に薬剤などを充填し、隙間なく埋めてしまうことでそこで細菌が繁殖する事を抑える…という治療をするそうです。これを「根管治療」といいます。

    ただ、この根管治療、失敗率が非常に高い。
    再発率が50%だとも70%だとも言われます。
    私が通っている歯科でも10本に3本は再発すると仰っておられました。
    この再発あるいは根っこで菌が繁殖してしまっている状態を「根尖病巣」といいます。
    また、その根っこのところで膿が溜まってくる状態を「歯根膿胞」と呼びます。

    これらが怖いのは(菌に対して身体も対抗するので)炎症を起こすことで、この炎症が歯槽を溶かしてしまう事です。

    では再度治療すれば良い、という話なのですが、場合によっては再治療できない事があります。
    とくにクラウンと呼ばれる「被せ」の治療後は歯の根っこは残っているわけですが、この根っこが折れてしまっている可能性、「歯根破折(しこんはせつ)」という状態になっていると、これが原因で根尖病巣が起こっている可能性も高くなります。
    ただこの「破折」状態は元に戻せません。「抜歯」という選択肢しかなくなってしまうわけです。

    なのでクラウンを外すということは、抜歯or破折していない可能性にかける。という2択になってしまい、抜歯になるとあとは入れ歯かインプラント、あるいはブリッジと呼ばれる他の良い歯を削りまくって連結させるような治療になります。

    判断が難しいところですね。

    まぁ、結局は歯科医さんしかできない事なのですが、自分で理解していると納得もしやすくなると思うので知識を深めること自体は良い事でしょう。
    痛みを抑えるのに鍼灸の選択肢があるのは良いなとは思いますが、根治治療にはならないのが悔しいところではあります。
    それでは良い一日を。

  • 歯痛と鍼灸

    歯痛と鍼灸

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    昨年、歯が欠けたことで歯科医に通うこととなり、次いで数本虫歯が見つかり地道に1本ずつ治して頂いている状態なのですが、その中の一本が中々深いところまでいっていたようで…

    「虫歯は取ったけど、少し様子見で。痛むようなら神経抜かないといけないね」

    という状態です。
    神経を抜くとその歯への新陳代謝がストップしてしまい、将来的に脆くなるので歯科医師的にも神経は取りたくないというのが普通です。私も抜きたくはない。

    ただ、炎症による痛みを抑えるだけであれば鍼灸の出番です。
    これが虫歯由来とかだと一時しのぎにしかならないのですが、鍼灸において鍼麻酔という分野がちゃんとあるんですよ。

    1950年代には中国で針麻酔という分野が確立しており、手術で用いられるぐらいメジャーなものだったようです。
    私の手持ちの本に「針刺麻酔(中国人民出版社,1972)」という本があるのですが、そこでは脳手術でも用いられていたとかいう話もあります。
    …流石に現代ではちょっと…という話ではあります(笑)

    ことあるごとに「毛主席の~」とか「劉少奇のたぐいのペテン師」「プロレタリア文化大革命このかた、ハリ麻酔は急速に発展した。」とか書いてあり、文革真っ只中の本なので思想とか時代背景とか知れて面白い本ではあるのですがね。こう書くとちょっと信憑性薄いなこの本…。

    さて、現代鍼灸で実際にはどうするのか。
    経絡的には大腸経と呼ばれる経絡を用います。
    気の流れツボの配置というものは面白いもので、手の親指辺りを通過する流れが歯に繋がっているというもの。
    上の歯だと胃経、足の外側を通るような経絡を用いると良いとされていたりもしますが、書籍によっては逆のものもあるので気を付けないといけないところ。
    古代鍼灸の本、”霊枢(れいすう)”では「冷水を飲んで痛まないものは胃経、痛むものは大腸経を取れ」なんてのも書かれています。

    ツボの名前としては下関(げかん)、四白(しはく)といった顎の周りのツボ。
    あるいは手の合谷、三間(さんかん)といったツボに鍼を刺して通電することで痛みを抑えます。

    食いしばりで歯が痛い…というような場合は一度ご相談頂いても良いかと思います。
    ただし、虫歯の場合はまず歯科を受診しましょうね。

    それでは良い一日を。