時折、太腿の前外側が痺れるという方がおられます。
それが運動時でもなく痺れる時と痺れない時があったり、とあまり原因がはっきりしないものがあります。
けれども、おそらくそれは「外側大腿皮神経麻痺」というものの可能性があります。

と、ここまで書いていてなんか文章がAIっぽい…となってしまい書くのをちょっと躊躇う。
一応教科書にも載っている疾患なので接骨院向けかなぁ…と思いつつ。
正直、当院では施術するものでもないので指導だけさせて頂いて、お帰り頂く事になってしまいますが。
それが何故かと言いますと
発生する原因として「タイトなジーンズを長時間履くことによって生じる」ととても限定的な発生原因だったりするのです。
もう少し詳しく書くと腰部から出てきた神経がいわゆる「腰骨」と呼ばれる上前腸骨棘の内側を走行しているのですが、締め付けがキツいズボンを長時間、あるいは毎日履くことで、圧迫された神経が麻痺を生じる、というもの。
その神経の名前が「外側大腿皮神経」と呼ばれる神経なわけです。
なので対処としては緩いズボンで「歩く」のみなので当院ではやることが無いのです。
緩いズボンで歩くことで血行が回復、また神経の圧迫も解放されるのでそれだけである程度回復します。
まれに重症化するとお薬や手術が必要になる場合もあるらしいですが、そこまで至るものは私は見たことが無いです。
ただ、締め付けのキツいズボン自体、下肢の血行不良を生じますし、身体の疲労が取れにくい、冷えやすいなどの悪影響が出る事も否めません。
足を細く見せたい、という気持ちも分かるのですが、あまりに締め付けがキツいものは身体にも良くはない、というのを覚えておいて欲しいところではあります。
ストレッチ系のものはまだマシだとは思いますが、屈伸が制限されるほどのものは止めて欲しいかな、と思う処。
こういう原因が限られる疾患は教員時代におもしれーなと思いつつ教えていました。
模試問題とかに出てきたら一発で解答が導ける病名なので教えがいのある疾患でもあったりします。
それでは良い一日を。




