京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

防寒と東洋医学

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先日、院内の足元が冷えて…と書いていたのですが、物理的に対策するのに窓にプチプチ貼りました。
思った以上に効果が出て満足しています。

ただ、1.2m幅の40m巻の三層厚という、高さ1.2m、直径40cmの円柱状に巻かれたプチプチが届いたのですが、配送時、一時行方不明になったらしく運送屋さんから時間指定に間に合わないという電話。
こんなでかいもんどうやったら行方不明になるんや?とちょっと笑ってしまいました。午後には届きました。

さて、冷えの対策として東洋医学的にどうすれば良いか。
これについては万人の答えとなる様な一つの解は無いです。
手足が冷える、全身が冷える、関節が痛むなど様々な冷え方があり、それに応じた考え方が必要だからです。

また、『冷えるから温める』…というよりも『冷えない身体を作る』、という考え方も大事です。

東洋医学において、防寒は寒邪を侵入させないことと、体内で冷えを生まないことの二点が大事です。

まず外因としての「寒」。寒邪(かんじゃ)と呼ばれるもの。
東洋医学では寒邪は収縮・停滞をもたらし、気血の流れを阻害すると考えます。
特に首・腰・腹部・足首は「寒の入口」とされるので、ここを守ってやる必要があります。
首にある「風門(ふうもん)」なんかその名の通り、風邪の入り口となりますし。

あと、見落とされがちなのが内因性(内側からくる)冷えです。
東洋医学的には「陽虚」「気虚」「血虚」という、熱を生み出す力そのものが弱っている状態が多いです。
こうした体質だと、いくら外から温めても根本的な改善にはなりません。
原因として冷たい飲食、過労、睡眠不足は、体内の陽気を消耗させ、慢性的な冷えを作り出します。

それらを踏まえて重要なのは、「温めること」よりも巡らせること

手足が冷える人ほど、実は体の中心に熱がこもっていることも多いです。
この場合はいくら温めても流れが滞っているので温まらず、また逆にのぼせてしまうことも。

漢方的には
・下半身が冷え、夜間頻尿などがある場合。 →八味地黄丸(はちみじおうがん)
・手足が冷え、末端が冷えてしもやけが痛いという場合。 →当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
・冷え、貧血、むくみ。 →当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
・予防、食養。 →桂皮・生姜を含む処方全般

といったところでしょうか。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯なんて読めません。ツムラの38番だそうです。

体質改善を目的なら一度鍼灸の体験をお勧めします。身体の中から改善していきましょう。
それでは良い一日を。