基本的には眼圧が上がり、視野障害が生じるものを緑内障と言います。
少し詳しく書くと、目の内部の液体量が増加すると眼球という袋を内から膨張させるような力となり、内部の神経が圧迫され視野に障害が生じる、といったものです。
明らかな原因が無いものを原発緑内障。他の疾患に伴うものを続発緑内障。
さらに本来液体は隅角と呼ばれる部位から外に出ていくのですが、これに何らかの異常がある場合は原発閉塞隅角緑内障といいます。逆に本当に原因がよく分からんものを原発開放隅角緑内障と言います。
ただし、原発開放隅角緑内障でも眼圧が正常範囲のもの(≦20mmHg)もあるので、一概に眼圧が高い!とは言えない病気ではあったりします。
進行すると視野欠損が生じてしまうので早めの対処が必要な病気でもあります。
診断するには視野障害の検査を行わなければなりません。
この場合は眼科さんにお願いするのが一番良いですね。
当院でもチャート法のような簡単な視野検査はできますが、流石に専門の数百万するような検査機まではありませんので…。
どんな症状かと言われると初期には自覚症状がないものが大半です。
ただ、頭痛や目の腫れぼったさ、眼精疲労などを感じる事もあるので、何らかの目の徴候が出た場合は早めに検査へ行くのが大切です。
さて、じゃ鍼灸院で何するの?という話になるのですが、結構古くから眼圧を下げるのに研究されてきたツボがあったりします。
その一つが行間穴。
日本の書籍で紹介されているのはあまり見ませんが、目の付近にある晴明穴と共に使うことで効果的に眼圧を下げる事が出来るとされています。

あとは目となると風池という首にあるツボは絶対ですね。
これらのツボを用いることで、お薬だけでは眼圧が下がらない場合などに有効に作用する事があります。
また、正常血圧で緑内障という場合にも効果的とされています。
緑内障治療の手助けとして、鍼灸治療を考えてみてはいかがでしょうか。
それでは良い一日を。
