花粉が飛び始めました。
私自身も、そこまで花粉症というほど酷くは無いのですが、時折鼻炎のような形でグズグズするときが年に数回あります。
患者様の中には四肢の痛みよりも花粉どうにかして…という方も居られたり。
さて、花粉症、つまりはアレルギーに対する鍼灸というのは比較的有効です。
特に当院では耳つぼでアレルギー反応を抑えるような処置を行ったりしています。
耳つぼ単体でメニューには載せていませんが、どうしても…という方が居られましたらご相談いただければと思います。
一応、花粉症は季節性のものです。ただ、年中鼻づまりに悩まされている方も居られると思いますが、そういった方は「鼻炎」という括られ方をします。花粉症も鼻炎ではあるのですけど…。
さらに、鼻炎が酷くなった際に頭蓋骨の内部にある空洞(副鼻腔)で炎症を起こすと「副鼻腔炎」という診断名が付きます。
この副鼻腔に「膿」が溜まってくる状態、これを蓄膿と言います。
基本的にはお薬(漢方薬)で対処ですが、酷くなったら骨に穴を開けて膿を吸い出す…ということまで行われます。手術怖い。

特に上顎洞と前頭洞と呼ばれる部分での蓄膿が多いとされています。
黄色い鼻汁が多量に出たり、鼻が詰まり息が通らなくなったり、一日中膿の臭いがする、集中力が削がれ思考力が減退する。といったあまり良くない影響が出たりするのでので、あまり放置して良いものでもありません。
さて、この鼻炎や蓄膿に鍼灸が適応となります。
蓄膿に関しては慢性化していなければ数回の治療で軽快することがあります。
やる事としては顔周囲へのお灸ですね。
嗅覚が減退している場合は鍼も併用しますが、受けた方によると溜まっていた膿がするするっと抜けていく感覚があるそうです。
顔へのお灸、という事で恐怖感があるかもしれませんが、当院では紫雲膏灸というものを行います。
これは紫雲膏という麻酔で有名な、かの華岡青洲が調合したという軟膏を塗った上にお灸を乗せるというもので、直接するお灸よりも温度がマイルドに、また紫雲膏自体が火傷の薬でもありますので痕が残りにくいというものです。
鍼灸は本当に色々な疾患に対応できるので是非体験していただきたいところ。
それでは良い一日を。
