京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

今朝は4℃だったのに防寒用のレインスーツ着るの忘れて腿の冷たさを感じながら出勤。
途中で肩攣ったので冷えというものと攣るというのの関連を想起させられました。

東洋医学的に身体を診る際、そこか「実」なのか「虚」なのかを判断する事をよく行います。
「何」が足りているのか足りていないのか、意味は様々あるのですが一番わかりやすいのは「気」でしょうか。
気には「正気」と「邪気」があり、正気が弱い場合は「虚」となりがちですし、邪気が強い場合は「実」となりやすいです。
このとき正気の「実」や邪気の「虚」はあまり考えません。
正気が満ちていれば邪に侵されず健康のはずですし、邪が少なければ、これも健康であるはずだからです。また他にも「血」の虚実があったりします。

で、これを知ることで何が分かるのか?という話なのですが、自身の体質が虚証体質なのか、実証体質なのかが分かると日頃の気を付けるべきことが見えてくるという話です。

○虚証体質の方の特徴と対策について

・特徴
冷えやすい、疲れやすい、胃腸が弱い、刺激に敏感、回復が遅い等

こういった方は強い刺激は厳禁です。
よくマッサージなどで強く揉まれたりすると逆に疲れが出てくるパターンですね。軽く撫でてあげるだけでも気が楽になりやすいです。
基本的には「陽」の気が足りてないのでそれを補う事をメインとします。
また食べるものも多く食べれないので少量で高栄養のものを。
あとは睡眠をしっかりとりましょう。

対策のお灸としては気虚なのか血虚なのか等で変わりますが、まず間違いないのが「三陰交」および「足三里」ですね。お腹の調子が悪いという方には「中脘」「関元」というツボも良いです。
※ここで紹介するツボの位置はなるべく簡単に分かりやすくしているので正確性は少し悪くなっています。
・三陰交:内くるぶしより指三本分上
足三里:詳しくはこちら
・中脘:おへそと胸骨の一番下の部分を結ぶ線の真ん中。
・関元:おへそと恥骨を結ぶ直線の真ん中やや下。

引用:図説 東洋医学 経穴編 (学研)

○実証体質の方の特徴と対策について

・特徴
体力あり、イライラ・ストレス反応出やすい、腫れ・熱・痛みが強く出やすい、消化力は比較的あるが詰まりやすい等

先ほどの逆になりますが、こういった方は強い刺激を好まれます。
ただ、気が詰まりやすくイライラなどのストレスなどになりやすくもあります。
また体力があるため運動もできるのですが、過度にすると熱がこもりやすく寝辛いといったことも。
消化力があるため多く食べれるのですが、食べ過ぎてムカムカしてくることもしばしば。

こういった方は呼吸等で身体をリラックスさせてやることが第一です。
落ち着いた環境を作り、ゆっくりと深呼吸するだけでも気を落ち着かせることができます。

先ほどとは逆に、お灸はどちらかというと不適です。
円皮鍼やパイオネックスという鍼にシールを張ったものがあるのですが、これを「合谷」や「曲池」という肘のツボ、あるいは陰陵泉といった膝のツボに貼るのが良いですね。
・合谷:手の親指と人差し指の間の肉の中央。特に人差し指側の骨寄り
・曲池:肘を曲げた時に出来る外側のシワの端
・陰陵泉:先ほどの三陰交からずっと指を骨に沿って撫で上げ、膝付近で骨の隆起に当たるところ。

ツボの画像を作ろうとGeminiと格闘してましたが言う事聞いてくれない…。
それでは良い一日を。

※気と血の虚実についても書いたけど使う所なかったからここで供養しておく。
・気虚
 気とは何かをする際に消費するエネルギーのようなものと考えて頂ければ良いかと思います。つまり気が足りない状態はエネルギーが足りないので、体がだるい疲れやすい、消化吸収力が落ちる、不安、耳鳴などが生じます。
・気実
 逆に無駄にエネルギーがありすぎて詰まる状態。あるいは悪い気が多く滞ってしまう状態。この場合は熱がこもり、胸やけがし、気分が落ち着かずイライラする、胸から上が詰まったような状態に。といった感じに。
・血虚
 血もエネルギーではあります。こちらは特に栄養に関わる方なのですが、単純に失血が多かったりすると血虚という状態と言います。栄養が足りないので皮膚の張りがなくなり、唇が淡色に、眠りが浅くなり起こりやすくなったりします。
・血実
 悪い血が滞った状態。いわゆる瘀血(おけつ)の状態です。筋の引きつりや胸や腹の刺すような痛みなどがみられます。