京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

少年野球の肘のケガ(離断性骨軟骨炎)

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気が付けば7月。早いもので今年も半分が過ぎました。
そしてついつい東洋医学の話に持っていきがちなので今日は怪我のお話。
甲子園も近づいてきたという事で、少年野球なんかでそれなりにある「離断性骨軟骨炎」について

よく「野球肘」なんて簡単に言われますが、その本質は危険なものです。

野球肘は主に「内側型」と「外側型」に分類されます。
肘の内側が痛いのか外側が痛いのかで判断できるのですが

内側が痛いとき、これは一般的に靭帯や腱が痛んだ時に言われます。ダルビッシュ選手や大谷選手で話題になった「トミー・ジョン手術」なんかは基本的にこれに適応されます。

では外側が痛いとき、これは「軟骨」を痛めている時があるということです。
特に10代前半の男子に多いとされています。

投球動作は遠心力により肘の内側は引っ張られ、外側は腕と前腕の骨がぶつかるような形になります。
この引っ張られる動作で腱や靭帯が切れると上記投手のような手術になるわけですが、外側のぶつかる部分、ここで軟骨が剝がれてきてしまうことがあるのでこれも気を付けなくてはなりません。

特に軟骨には痛覚がないため、発見が遅れがちです。
そうなると軟骨が剥がれ落ち、関節内でゴミとなって残ります。
関節なんて繊細なところにそんなゴミが挟まると「ロッキング」といい、肘の屈伸ができなくなってしまいます。

そうなると手術をしなくてはならなくなってしまいます。

そうなる前に、肘に違和感があった段階で見つけ出さなければならないのですが、これは超音波やMRIでしか見つけ出すことができません。

というわけで私の肘です。
上が短軸走査(内から外への断面)、下が長軸走査(上から下への断面)です。

Image

軟骨は水分を多く含むので超音波では黒く映ります。
慣れてないと何が何だか分からないのが超音波画像ですが、矢印の部分はまだ分かりやすいと思います。

比較的キレイな軟骨かと思います。笑

矢印の黒い部分の下、白い曲線は骨です。これで骨折なんかも判断できますし実は靭帯なんかも写っています。
当院ではこのような超音波画像を含めて正確な判断を行った上で治療を行っていきます。

お子様の肘が痛い、違和感があるという場合、早期発見が早期治療への近道となります。
そういった場合、すぐに接骨院へ相談いただければと思います。

それでは良い一日を。