京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

タグ: 鍼灸

  • そもそも鍼ってどんな治療?

    そもそも鍼ってどんな治療?

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    このコラムを読んでおられる方は「鍼治療」に興味がある方だと思いますので、今日はちょっと鍼について少々。
    生涯で1度でも「鍼」を受けたことがある人というのは2003年のデータで26%、2019年の論文などでもおおよそ20~25%程度だとされています。(接骨院へ行ったことがある人は25~30%)

    つまり4、5人に一人は鍼灸治療を受けたことがあるというわけです。
    なので興味がある方は周囲へ一度相談して体験談を聞いてもらうのが一番手っ取り早い気はします。(元も子もない)

    ただ、基本的には鍼灸接骨院などで相談した結果薦められたという形が多く、自分から進んで受けに行ったという人は少ないのではないでしょうか。

    鍼は何をするのか

    皮膚に刺します。(直球)
    なるべく痛みの無いように刺しますが、場合によっては痛みが出たり血が出たりすることもあります。ただ、髪の毛より細い鍼を用いますので、注射針より痛くはないです。
    刺さっているのか分からないようなものや、場合によっては「ズン」と来るような「響き」を感じて頂くように刺したりすることもあります。

    そういった「刺激」を与えることで身体に何らかの反応を生じさせる。というのが目的です。

    また、それが怖い場合は「刺さない鍼」というものもあります。
    特に小学生以下の子どもに対しては刺さずに行う鍼が多いです。

    鍼は何に効くの?

    基本的には何でも。
    筋の張り 関節痛 神経痛 不定愁訴(ふていしゅうそ=なんとなくだるい、しんどいといった状態) ストレス 消化不良などの内臓不良 精神疾患 婦人科疾患 etc..
    元々が紀元前からヒトが経験してきた疾患全てに対応するように発展してきた中(国)医学です。
    10万年前からいるホモサピの、たかだか4000年程度で人の病気はそこまで大きく変わりません。当時から生活習慣病はあるんですよ。

    ただ、「癌」「悪性腫瘍」には西洋医学による投薬治療等を優先します。
    投薬治療をしながら、苦痛になっている部分の緩和等に鍼灸治療を用いたりすることはあります。

    鍼は健康保険が使える?

    はり師、きゅう師及びあん摩マッサージ指圧師の施術に係る療養費に関する受領委任を取り扱う保険者等についてhttps://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken13/hokensha.html

    まず、ご加入されている健康保険が上記サイトに掲載されていれば保険の利用が可能となります。掲載されていない場合は自費治療のみとなります。

    ただ、国として保険が利用できる疾患は指定されており、以下の疾患に医師の同意が必要となります。
    それ以外は自費治療が主となります。当院でも自費治療を主としています。

    1.神経痛 … 坐骨神経痛・三叉神経痛など
    2.リウマチ … 慢性で各関節が腫れて痛むもの
    3.腰痛症 … 慢性の腰痛
    4.五十肩 … 肩の関節が痛く腕が挙がらないもの
    5.頚腕症候群 … 頚から肩、腕にかけて痺れて痛むもの
    6.頚椎捻挫後遺症 … むち打ち後遺症など

     利用方法として
    保険治療を希望される場合は、医師の「同意書」が必要となりますので鍼灸院で用紙を貰って病院等で上記疾患名を記入した「同意書」に記入をして貰ってください。
    それを鍼灸院に提出していただければその「同意書」に書かれた疾患のみ保険での治療が可能となります。

    ただその場合、病院で「同傷病名」の治療が保険で受けられなくなります。
    例えば病院で「腰痛症」を治療されている場合、鍼灸院で「腰痛症」の治療を保険では治療できませんのでその点だけ注意です。

    やはりハリは怖いという方が多いのですが、そんな怖いもんでもありません。
    受けてもらうと受けている間に寝てしまう、やみつきになる?方も多くおられます。
    一度、ご相談いただければと思います。
    それではよい一日を。

  • 目への栄養素(七つ目の栄養素)

    目への栄養素(七つ目の栄養素)

    私が小学生時分は三大か五大栄養素って言ってた気がするのですが、世間ではいつの間にか七大栄養素ということになってました。

    三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)→五大栄養素(ビタミン・電解質(ミネラル))→七大栄養素(食物繊維・フィトケミカル)

    三大栄養素や五大栄養素および食物繊維については家庭科の時間に学ばれていると思うので、今回は比較的新しい概念の「フィトケミカル」について

    まず五大栄養素までは「摂らないと死ぬ」という栄養素なのですが、食物繊維とフィトケミカルというのは「健康に役立つ」機能成分ということで、あれば良いよね?位の感覚で栄養素に含まれた感があります。

    その中でフィトケミカルとは何なのか。はいAI君答えて。

    フィトケミカルは、植物に含まれる色素や香り、苦味、渋みなどの成分の総称で、特定の栄養素として定義されているわけではありません。例えば、ポリフェノール類、カロテノイド類、含硫化合物などがフィトケミカルに含まれます。
    by ChatGTP2.0

    そしてなぜこれを今日の題材にしたかというのが、先日紹介した「アントシアニン」がこのフィトケミカルと呼ばれる栄養素の一つになるからです。
    基本的に緑黄色野菜に含まれていることが多いのですが、大根、玉ねぎ、ワサビなどの苦みなどにも含まれているので本当に様々なものを食べるということで「Eating the Rainbow(レインボーカラーを食べる)」という言い方で米国ではここ数年話題になっている栄養摂取の方法だそうです。

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    また、あまり聞くことがないかもしれませんが「ルテイン」というフィトケミカルも目に大切なものとして昔から推奨されています。
    これは黄斑という視力に関わる部分の変性予防、抗酸化作用などの効果があるとされています。卵黄に含まれているものが吸収効率が良いそうです。

    ただフィトケミカルはあくまで補助であって、目への鍼灸治療の第一人者であらせられる千秋鍼灸院の春日井先生はHPで以下の栄養素が大切だと書かれています。

     眼科疾患では一般に伝えられているような、ルテインやアントシアニンは摂取した方が良いのですが、眼の働きを必要な栄養面から分析すると、ビタミンとミネラルだけでも、A、B1、B2、B6、B12、C、E、H、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、
    ユビキノン、鉄、銅、亜鉛、マンガン、マグネシウム、クロム、モリブデン、ヨードが必要で、
     特にビタミンA(網膜や硝子体)、ビタミンC(硝子体、水晶体、活性酸素除去)、コリン(神経伝達)、亜鉛(酵素の活性に関わり、眼球内に存在)、クロム(角膜)は特に重要となります。ルテイン等のβカロテンは、ビタミンAの前駆体として、紫外線から網膜を守る働きをします。
    が、眼が正常に働き、また病気から治癒していくためには、もっと多彩な栄養素を必要としているということが分かります。
    「鍼灸治療と分子栄養学」
    https://www5f.biglobe.ne.jp/~harikyu/vita002.html

    医療を受けるにあたって、医者へ行って終わり、治療に行って終わりではなく、自分自身でバランスよく栄養を摂取することも積極的な治療に繋がります。
    好き嫌いなく、色々なものを食べていきましょう。

    それでは良い一日を。

  • 眼瞼下垂への鍼

    眼瞼下垂への鍼

    ナザール

    写真はナザールというトルコのお守りです。
    邪視(悪意を持つ視線、呪い)から身を守ると言われています。
    古代から人は視線に魔術的な要素を見出してきました。
    特に日本人は人の目を見続けるってのが苦手であると云われていますが、この辺りのところもあるのかもしれませんね。目目連てな妖怪もいますし。
    この辺りの目の伝承についてはまた別件で書きましょう。
    小生、妖怪とか魔眼とか伝承物が大好物です。

    さて、そんな視線を遮る、「眼瞼下垂」。
    美容を気にしているとまぶたが下りている人を見ると気になるようです。
    特に数年前に某関西の女優(歌手?)とか某フリーアナウンサーの手術で有名になったやつです。特に昼のワイドショーに出ているフリーアナウンサーの方は印象がガラリと変わりました。
    違和感が強いということで最近では某タレントが切らない眼瞼下垂手術に満足しているという記事がありました。

    眼瞼下垂自体は加齢とともに眼を閉じる筋肉が弱ってくることにより生じるもの、あるいはまぶたと筋を繋いでいる挙筋腱膜が緩む、剥がれかけているものなどが多いです。
    あるいはまぶた自体が弛んできてしまっているものですね。

    病気によるものもありますが、こちらは神経から、あるいは筋肉自体が作用しなくなって垂れてくる形になります。上眼瞼挙筋(動眼神経)およびミュラー筋(交感神経)の障害ですね。

    東洋医学、というより中医学的には「上胞下垂」という言い方になります。

    以前から幾度か書いていますが、眼自体は「肝」の支配を受ける形になります。
    が、眼自体もさらに五行に分けられます。その中で「瞼(まぶた)」は「脾」にあたります。

    つまりは「気」が大きく原因に関わります。
    「自然に目が閉じるは虚」とも書かれたりしますので、脾気虚弱による気虚あるいは気滞血瘀が主な形になるかと思います。

    気虚型であれば、力なく瞼が垂れる、倦怠感、息切れといった全身症状などが同時にあるでしょうし、
    気滞血瘀型であれば顔面神経麻痺の既往や鈍痛、しびれなども伴うかもしれません。

    となると脾・あるいは気虚に対する治療となります。
    ツボとしては 陽白・上明・魚尾・翳明などで経気を巡らせて脾兪腎兪足三里合谷などで補気あるいは太衝血海などで血を巡らすような取穴でしょうか。
    攅竹・四白・客主人・曲差など眼周囲への鍼、曲池・解谿・三陰交への灸なども良さそうです。

    今回もあまりお知らせできる経穴はあまりありませんが、上記の
    曲池=肘を曲げた時に外側にできるシワの端
    解谿=内くるぶしと外くるぶしを結んだ中心(足首前)
    三陰交=内くるぶしから指三本分上の骨のきわ
    などへの灸は良いかもしれません。これだけで改善するとは言えませんが。

    それでは良い一日を。

  • ドライアイのはり治療

    ドライアイのはり治療

    昨日は小学校の終業式だったようで子どもらが早めに下校してました。…え?もう夏休み?
    教員時代、学生が夏休みでも出勤してましたが気分はちょっと楽でした。資料作るだけで一日終わってましたし。小学校の先生もそうなんでしょうかね?

    さて、そんな資料やら何やらでPC作業がどの仕事でも必須な現在、VDT(Visual Display Terminals)症候群なんて言葉もできて久しいです。
    そして長時間画面を見続ける作業によりよく生じるのがドライアイ

    涙というものは単なる水ではなく適度に油分を含んでいて粘度があります
    それが目の表面を覆うことで角膜が渇くことを防いでくれています。

    涙腺と呼ばれる眼窩の外上方にある分泌腺から1日2~3ml程度産生されていますが、これが角膜上で留まってくれない状態をドライアイと言います。

    原因としては涙の産生量自体が少ない、涙の質が悪いという涙の問題のパターン
    あるいは角膜上皮の異常、まぶたが上手く動作しない、コンタクト装着により瞬きの減少など涙器の問題が挙げられます。
    正確な診断基準は目に染色液を投与し、開眼5秒以下で染色部分が無い部分が出来ると異常、かつ自覚症状があるものとされます。

    結構自覚がない人は多いですが、10秒開眼できなければ可能性があると思って頂いて良いかと思います。良くはないですが。

    眼科さんでは目薬の処方という形で終わることが殆どかと思いますが、やはり自己治癒力を上げて回復させていきたいところです。
    特に目薬であまり改善が感じられないといった場合に鍼灸が有効なことは多いです。
    目のゴロゴロ感、まぶしさなどでお困りの場合は一度ご相談いただければと思います。

    よく使われるツボとしては攅竹、太陽、晴明、風池といったところでしょうか。
    特に風池というツボ。

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    ・後頭部の一番出っ張った部分から下にずらし凹む部分
    ・耳の後ろにある骨のところ
    上の2点を結んで外1/3の所にある凹んだ部分ですね。

    自分の親指を凹みに沿わせて反対の眼に向かって押す感じ。
    頭にズンと響くような感じで押せると良いかもしれません。

    それでは良い週末を。

  • こむら返りに効く漢方 2

    こむら返りに効く漢方 2

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    (甘草の写真です。)
    当院HPでよく表示されている検索ワードは「こむら返り 漢方」によるアクセスです。
    …なんで?

    こむら返りに効く漢方

    普通の事しか書いてない…
    というわけで改めてちょっと詳しく書こうかと。長文になる気配。

    まず「こむら返り」自体は前にも書いた通り「筋肉の痙攣(けいれん)」が生じています。医学的には「有痛性筋痙攣」と名が付きます。

    痙攣と書くとブルブル震えるような印象を持つ方もおられますが、このけいれんは筋肉が収縮し続けて伸びない、緩まない状態を指します。

    前の記事では原因とされるものに冷え・疲労・脱水が多いとも書きました。
    医学的にいうと「下腿への循環不全・電解質不足」です。
    水分不足により血流が流れない、またNa(ナトリウム)Ca(カルシウム)などが不足することにより筋肉が正常に動かなくなる状態ですね。

    東洋医学的には血が足りない状態を「血虚」といいます。また水分の事を「津液」と云うことがありますがそれは「陰」の気に属するので両方足りなければ「陰血不足」という状態。
    陽は足りているが陰が足りていないとされることが多いです。

    となると水分を調整するような漢方、あるいは筋肉に作用する漢方が有効となるわけです。

    その中で一番の有名どころが「芍薬甘草湯」となるわけですが、
    疾走後なんかに生じるこむら返りと、冬の夜の寝ている時に生じるこむら返りが同じように効くかというとちょっと怪しい。

    冬のこむら返りは「寒」によるものが強いので芍薬の水分調整と甘草の筋の弛緩だけではちょっと効かないことがあるわけです。
    ただ、他にも何かないかと調べると中国のサイトにこんなものがありました

    1. 足のけいれんが再発する場合は、寒さによって悪化します。
    手足のしびれ、手足の冷え、寒さへの恐怖などは、陽気が弱り、気血の循環が悪くなっていることが原因である場合があります。黄耆桂枝五物湯は、経絡を温め、寒気を鎮める効果があります。
    https://m-mip.39.net/askar/mipso_11801138.html

    黄耆桂枝五物湯(おうぎけいしごもつとう)ですね。
    日本では手足のしびれ等に用いられるとされますが、中国ではこういった書き方をされるようです。

    さらには

    1.肝血虚型
    識別のポイント: 頻繁なけいれん、手足のしびれ、めまい、爪の乾燥を伴う。
    薬剤リスト:
     芍薬と甘草の配合剤(芍薬顆粒など):肝臓を柔らかくし、急性の痛みを和らげ、痛みを止めます。
     养血荣筋丸:血液を補い、腱に栄養を与え、長期の血液不足の人に適しています。2.寒湿阻滞型
    識別のポイント: 寒さによってけいれんが悪化する、足が痛む、冷たくて痛い、または風邪をひいたことがある。
    薬剤リスト:
     独活寄生丸:リウマチを消し、風邪を消し、痛みを和らげ、寒気と湿気に侵された人に適しています。
     小活络丸:経絡を温めて側副血行を良くし、冷えが滞って瘀血が起こったときに使います。
    3.气血両虚型
    識別のポイント:けいれんは疲労、顔色不良、動悸、息切れを伴い、疲労後に悪化します。
    薬剤リスト:
     帰脾湯:気血を補い、脾虚と血虚を調節します。
     八珍丸:気と血を補い、筋肉の栄養失調を改善します。
    https://health.baidu.com/m/detail/ar_6003003721831049463
    ※自動翻訳だけではやはり変な翻訳になるのが多いので少し改変しています。

    独活寄生丸はさすがに初めて聞きましたが日本でも買えるようですね。
    ただやはり症状に合わせて処方されるのが一般的ですね。

    以前にも書きましたが日本の市販漢方薬は飲めば万人に効くものではありません。
    本来であれば個々に合わせて調剤すべきなのですが、一般化するにあたって病名に合わせた画一的な薬になりました。
    同じこむら返りでも芍薬甘草湯が効く場合と効かない場合がありますよという話です。

    ただどの中国のHPにも「運動しろ」「栄養をしっかりと取れ」という文言が入っていることが殆どでした。
    あまり日本のHPではそういったことは書いていないことが多いのですが、中国ではそういった日常の生活からの指導が一般的なのでしょう。(ナツメとリュウガンのスープを飲めとか。リュウガン…見たことすらないです。)
    (中国出身の患者様に聞いてみると家に甘草ぐらいは常備しているとか、昔は陳皮も自分の家で作っていたが、農薬酷すぎて買うしかなくなったとか聞いてて面白かったです。)
    日本では病院で薬貰ったらそれで満足してあと何もしない方が多いですもんね…。

    またこんな文言もありました。

    「歳をとったのだから、これらの問題を受け入れていいのだろうか?」と言う人もいますが、決してそうではありません。歳をとったからといって体が弱るわけではなく、弱ったからといって足がつるわけでもありません。70代、80代の中医の老師たちは、日々の鍛錬と肝気の滞りのなさのおかげで、一日中立ちっぱなしで患者を診ていても疲れを感じません。足を弱らせる本当の原因は、年齢ではなく、怠慢なのです。いつも「老い」を言い訳にする人がいますが、それは実は怠惰の言い訳です。
    http://www.360doc.com/content/25/0426/10/53000828_1152140965.shtml

    中々耳に痛い方も多いのではないでしょうか(笑)

    ですので、ちょっとでも運動できるなら運動しましょう。
    それでは良い一日を。

    ※私は登録販売者資格を持っているわけではないのであくまで紹介です。
    上記漢方薬を推奨しているわけではないのでご留意ください。