
早い子では小学生から始まる生理痛ですが、しんどい子はやはりしんどいようでかなりの腹痛を伴う子もおられます。あと月経不順。
思春期では特に人間関係や勉強のストレス、また無理なダイエット、スポーツなどでも生じます。
そんな方にお勧めしたいのが鍼灸治療。
東洋医学では、生理痛や月経不順は単に「子宮の問題」とは捉えず、全身のバランスの乱れとして考えます。特に思春期は、身体が大人へと変化していく途中にあり、ホルモンバランスだけでなく、自律神経や精神面も不安定になりやすい時期です。
例えば、ストレスが強い場合には「気の巡り」が滞りやすくなり、これが下腹部の痛みや張りとして現れます。また、無理なダイエットや食事の偏りは「血」の不足を招き、月経量の異常や周期の乱れにつながります。さらに、冷えや運動負荷のかかりすぎは、骨盤内の循環を低下させる要因にもなります。
特に気を付けてもらいたいのは足の冷え。
生理不順や生理痛を伴っている方の殆どに「足が冷たい」という症状がみられます。
血が上手に流れていないんですよね。
鍼灸治療では、こうした状態に対して
- 気血の巡りを整える
- 冷えを改善する
- 自律神経のバランスを調整する
といった形で、身体全体にアプローチしていきます。
また、思春期の方への施術は強い刺激を用いることは少なく、体調や感受性に合わせたやさしい刺激で行うことが一般的です。初めての方でも安心して受けていただけます。
症状が出ているときだけでなく、普段から整えておくことで、生理痛の軽減や周期の安定が期待できる場合もあります。「薬に頼るしかない」と感じている方にとって、ひとつの選択肢として知っていただければと思います。
思春期は心身ともに大きく変化する大切な時期です。だからこそ、その不調を我慢するのではなく、適切にケアしていくことが重要です。
それでは良い一日を。
