京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

嘘の医学

治療とはちょっと違うのですが、我々が学生時代に学んだ知識というものも結構間違っているのが判明する事は少なからずあります。

「舌の味覚分布図が嘘」のようなものは最たるものではないでしょうか。

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by スーパーマリオランド(SFC 1991)
舌の長いキャラ…と云うことで思いついたのはコレとイトウくん(パプワ君)と御堂筋君(弱ペダ)でした。

舌は全ての場所で味を感じる、というのは2000年前後に発表されたものなので私たちの教科書にはまだ覚える項目として載ってました。
某漫画でそれを知った時は軽い衝撃を受けました。(本が段ボールに入れられたままなので画像出せない…)

という感じでかつては正しかったけど今ではやってはいけない。
あるいは巷で正しいとされている民間療法が本当かどうか。
というのをアップデートしていかないと大変なことになります。

古代でいうと梅毒への水銀風呂やヒ素の投与なんてものもそうですね。
水俣病が一般常識になった今では考えられませんが。

先日のブルーベリーが目に良い
これも一面としては正しいのですが直接的に視力が上がるわけではありませんね。

あと一日水を2L説。
確かに必要水分量として2L位は必要なのですが、これは1日必要量です。
日本の食事には結構な水分量が含まれているので2L「飲水」しなければならないというわけではありません。
確かな文献が無いので確たるものは言えませんが…1L程度でよいという医師の方も居られます。

「1日2Lの水」は飲みすぎ?からだに合った水分補給を見直そうhttps://www.daiichisankyo-hc.co.jp/kenko-bijuku/articles/mates/hydration_202507/

こういったものはまだ良いんですが、普通に考えてそれは違うだろというものも巷には出回っています。

血液クレンジングなんてものは最たるものではないでしょうか。

一度外に出した血液に「医療用オゾン??」なるものを注入して体内に戻す。
未だヒトの腎臓より濾過力に優れたものなんてまだ発明されてないのですよ。
本当に綺麗にできるなら人工透析をされている方々がどれだけ救われるかという話です。
そのあたり、IPS細胞研究がもう少し進んで失われた臓器の再生ができるようになると良いなと期待しています。

本当かどうかは分かりませんが、水素水なんかも流行った結果、高齢者の水分摂取量が増えたので医師からあんまり文句出なかったという噂は笑いました。
水素ガス吸入や水素水の点滴は効果ありという論文もあるので一概に「水素」というだけで否定はできませんが、市販のペットボトルの「水素水」については殆ど抜けてるんじゃないかなぁ…。

新型コロナ関係もトンデモ系は色々ありますが、病院内マスク否定派はよく分かんないです。
それでは良い一日を。