京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

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  • 変形性股関節症

    変形性股関節症

    明日の京都は五山の送り火です。
    と言いつつも今までこの時期は少年補導委員会のスタッフとしてキャンプに行っていることが多かったのでまともに送り火を見た記憶があんまりありません。
    コロナ禍から開催が無くなり、ゆっくりできるようになりましたが、出町柳近辺は人がいっぱいなのでまぁ、正直行きたくないですね…
    恐らく伏見周辺の方々は同じような思いで見てない方も多いのではないでしょうか(笑

    そして最近、東洋医学ばっかりだったので西洋医学的な部分を簡単に

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    起床時に股関節周りが痛い、あるいは歩いていてびっこひくような歩き方をされている方に多いのが股関節の変形症。
    ちなみにびっこひくも差別用語として放送禁止用語です。
    何でもかんでも言葉狩りするのはどうかとは思うのですがね…。

    そして加齢によって生じやすい変形性股関節症。
    診断はX線によるレントゲン像によって医師によって行われます。
    これに関しては接骨院では完全な判断はちょっと付きにくい症状となります。

    その上で、治療となると医師、特に整形外科では最終的に骨の一部を切り取り人工骨頭に置き換える手術になります。

    ですので基本的にはそこまで行く前に治療によって歩行を改善する、また周囲の筋バランスを調整するという治療が必要となります。

    なので早め早めに治療する必要があります。

    当院では痛みを抑える加療を行った後、運動療法を行っていきます。
    股関節の可動域を広げるような治療を行い、しっかりと筋肉が使えるように筋に教育していきます。
    膝の変形もそうですが痛みによって歩くことが減り、筋量が減っていくことにより余計に痛みが増したりします。

    逆に言うと、筋力と各部位の使い方が上手にできていれば痛みを抑えることができます。
    少しでも股関節周りに違和感があればお気軽にご相談ください。

    それではよい盆休みを。

  • 色々な膝痛

    色々な膝痛

    やはり雨が降ると気温が下がって楽ですね。夜の過ごしやすさが段違いです。
    昼間の散歩はまだちょっと無理そうですが…

    歩いていて膝が痛い、となると外出を控えるという方も多いかもしれません。
    しかし、人間歩かないと下肢の筋力がどんどん落ちてしまいます。
    そして筋力が落ちると安定性が減るため、余計に痛みが出てくるという悪循環。

    そうならないように痛みは初期のうちに取ってしまうのが正解です。

    ただ、その膝痛がどこから来るのか、というのはきちんと検査しておきましょう。
    変形なのか、水腫なのか、半月板が減っているのか、etc…

    もし既に痛みで外出が難しいという場合、当院では往診を行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

    さて、何が起こっているのかという所について少々。

    ○変形による膝痛

     ご高齢の方々には一番多い膝痛であるとは思います。病名としては「変形性膝関節症(OA)」。これと後述の水腫が併発していることが多いですね。
     一般的に多いのは膝の内側の骨が変形によって、膝が外を向いてしまっている状態。こういった膝を「内反膝」俗に「O脚」といいます。
    こうなってしまうと股関節自体も外へ向いてしまい、太腿の筋肉が正常に作用しなくなり筋力の低下がみられます。
     こうなるとアライメントと言って、膝全体のバランスが崩れ、余計なところに負荷がかかって痛みがでてきてしまいます。
     変形自体を修正することは手術以外では出来ません。
    ですので手術しなくても良いように、正常な歩き方に戻すような治療を行っていきます。

    ○水腫による膝痛

     膝の中は「関節液」という潤滑油となる液体で満たされています。
    しかし、膝を包む袋や、先ほどの骨の変形などにより膝の内側が傷ついてしまうとこの関節液が増えてしまいます。
     こうなると膝の袋(関節包)の中が水でパンパンに満たされてしまい、膝を曲げ伸ばしするのも難しくなります。また、増えた水が周囲を圧迫してしまうことで痛みが発生します。
     整形外科では即注射で余計な水分を抜いてしまいますが、その際、膝の内側を傷つけてしまうので再度水が増える原因を作ってしまいます。ですので、できるだけ注射による治療は避けたいところ。よく「膝に水が溜まると癖になる」というのはこういった理由ですね。
     膝周径を測って左右で2cm以上差があれば注射の方が早いですが、それ以下なら包帯で包み込むことによって自分で吸収する力を補助してやるのが一番です。あと膝へのお灸が良いですね。昔ながらではありますが、水分の吸収力を高めてくれます。位置は後述。

    ○半月板損傷による膝痛

     よくいう「軟骨がすり減る」というのと同意義で良いかと思います。
    半月板や軟骨には「ほぼ」痛覚が無いので内側がすり減ったところで痛みはありません。が、クッションとなっているものなので、これがすり減って無くなってしまうと骨と骨が直接ぶつかってしまい、骨の軟骨部分がすり減ります。結果、骨の硬い部分がこすれ合う状態となり痛みが出てきます。ここまでなってしまうと手術となってしまうことが多いです。

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    by Radiopeadeia
    海外の画像診断まとめサイトから。様々な症例があって非常に勉強になる。

    右のが正常、左が変形のレントゲン像になります。
    右の黄色いマークの間部分が軟骨(+半月板)の位置になります。半月板も骨の軟骨もレントゲンには映りませんので、骨が浮いているようなレントゲン像になります。
    左の写真の矢印位置は黒い部分の厚みが左右で違いますね。写真右側(内側)が完全に減ってしまっている状態です。こうなると痛みが出ます。これは先述の変形も併発しています。

     こういった場合に自宅でできる事となると前側太腿の「筋トレ」が一番良いかと思います。
    膝下にタオルか何かを入れた状態で仰向けに寝ます。その状態で膝をタオルに押し付けるようにすると前の太腿(大腿四頭筋)に力が入ります。全力での押し付け10秒、リラックス3秒を繰り返し行うことで四頭筋が鍛えられると歩くのが楽になります。

     また、お灸でいうと「内膝眼(ないしつがん)、外膝眼(がいしつがん)」というツボに行うと良いです。市販されている千年灸などで良いので膝のお皿(膝蓋骨)の下側の左右の凹み。ここに何壮か据えてやると良いですね。

    最初はどうしてもトレーニングの仕方が分からなかったり、場所が分からなかったりしますので来院していただければ正確な方法、位置をお教えいたします。お気軽にご相談ください。

    それでは良い一日を。

  • 五十肩への鍼

    五十肩への鍼

    先日、五十肩についてという記事で説明および急性期に対する対処について書きました。
    が、他にどんな治療が、というとヤハリ鍼に即効性があり有効的です。

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    by 逆転裁判1(CAPCOM)
    ヤハリというと今でもこいつを思い出します。逆転裁判は4までやりましたがやっぱ成歩堂御剣コンビが好きです。

    というわけで今回は五十肩を東洋医学的にみていきます。

    まず大まかな考えとして、風寒湿といった外邪が肩部に侵入し「経絡気血」という気の流れ、血の流れが悪くなることで生じるとされます。
    あるいは打撲傷などで気血の流れが悪くなることでも生じます。

    気や血の流れが悪くなることを「気滞血瘀(きたいけつお)」
    さらにそれが進むと筋への栄養が悪くなり、運動制限が生じる。といった形になります。
    血の流れも滞る状態が「瘀血(おけつ)」という状態で、皮膚の色が悪くなったりします。

    とにかく「気の流れが詰まる」という考え方になります。

    その詰まりをなんとかして除去するという形になるのですが、肩を通る経絡は様々あり、治療家によって千差万別の治療法があると思って頂いて良いかと思います。

    私の場合、
    肩の前方を通る部分で痛みがある場合(肺経)
    肩の真ん中を通る部分の痛み(大腸経)
    肩の後方を通る部分の痛み(三焦経、脾経、胃経)
    なんかで分けたりしますが…基本的には痛みのある部分の索状(さくじょう=線維状にコリコリする部分)に対して直接鍼をすることが多いです。

    あと、ほとんどの書物の治療法に出てくる部位が「曲池(きょくち)」ですね。

    (肘ぐらいなら自前の…と思いましたが自分の肘の外側を写真で撮るって結構難しかった…)

    肘を曲げた時にできるシワの端の部位。
    ここに刺激を与えてやると良いというツボです。結構万能で色々な疾患に使われます。

    他には「肩髃(けんぐう)」という肩を外に挙げた時にできる肩部のシワのやや前の部位。
    「天宗(てんそう)」という肩甲骨の中央。
    ちょっと変わり種としては「天鼎(てんてい)」という首にあるツボを使ったりする場合もあります。

    ツボの紹介するだけで軽く20穴ぐらいはあります。
    それほど昔から肩の痛みに悩まされてきた方々が多いということですね。

    気血の流れを改善するというところの追加としては「陽陵泉(ようりょうせん)」「血海(けっかい)」「足三里(あしさんり)」というのもありますが、そのへんは有名処ですしまた別の時にでも。

    当院では五十肩の炎症期、拘縮期の痛みが強いときの治療をはり灸、接骨の両面から治療していきます。
    五十肩でお悩みでしたらどういった治療が良いのか等も含めてご相談いただければと思います。
    それでは良い一日を。

  • 利き目はどっち?

    利き目はどっち?

    物の良否を見分ける事…ではなく、ヒトが日常生活で主として使用している眼球の事を指します。

    この利き目によって右脳を使っているか左脳を使っているかが変わる…とよく言われるのですが、私としては??とは思っています。

    なので今日はちょっと小難しい話。

    右目で視た情報は左脳で処理され、逆に左目で視た情報は右脳で処理される…というのですが、これ誰が言い出したんでしょうか?

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    by 病気が見える12 眼科

    ご覧のように右目の情報でも内側(左)と外側(右)に分かれて視交叉と呼ばれる部位を中継し、後頭葉の右視野、左視野に送られます。割合として55%程。右目の情報が全て左脳に送られるわけではありません。
    結果、両方使ってるで。となるわけです。

    もっと言うと左右の大脳半球と呼ばれる脳の大きい部分は脳梁(のうりょう)と呼ばれる部分で左右が連結しており、情報は両方に共有され処理されます。
    基本的に(例外はありますが)鳥類以下は全交差してるので右目は左脳に、というのが正しいそうですが、哺乳類は精々50%程度しか交差しないわけです。

    これもどこかの販売戦略で言い出されたんでしょうね。宿便と同じです。腸の壁にへばりつく便なんか無いぞ。

    ただ、情報の処理として左脳は倫理的記憶、言語認識。右脳は空間認識、イメージによる記憶を行っているという差は確かにあり、それは脳血流の活発化と云うことで明らかになっています。
    なので暗記・記憶する際にどっちが優位で働いている、とかいうのは確かにあるのでそれを応用できているかが物覚えが良い人悪い人の差になっていたりするところはあるとは思います。

    ついでに、言語機能は主に左脳 (ウェルニッケ野・ブローカ野と言います。)にあるわけですが、右脳の同じ部位は何してるん?という話。

    右脳の言語中枢に相当する部分は韻律(いんりつ)に関わるとされています。ここを損傷すると「ワレワレハウチュウジンダ」的な平板と呼ばれるような平坦な発音になるそうです。
    あるいは比喩なんかを理解するのも右脳で処理を行うとか。

    さて、脳の小難しい話を終えたところで利き目の判定について

    両目で何か一点を見た状態で天津飯の気功砲の手をしましょう。
    ただ気功砲も何パターンかあるのでこいつで

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    by ドラゴンボール完全版9巻
    これよりもう少し輪を小さくする感じで

    で、対象のモノを見た状態で、「右目、左目を片方ずつ閉じて」みましょう。
    対象のモノが見え続けた方が利き目です。

     ただし、私のようなガチャ目と呼ばれるような左右の目の視力差が大きい場合、時と場合によって利き目が反転します。(え?ガチャ目は放送禁止用語?まぁ、それは置いておこうや…)
    私の場合でいうと、バイクを運転中は効き目が反対になります。なんでや…。
    昔から「同じような配置にある筈なのに片方のミラーは後方が見えて、もう片方は後方見えないのはなぜ?」と思い続けていたので、答えがここにあったと気付いたときは面白かったです。つい先日の事です。

    それでは良い一日を。

  • 熱中症は身体で何が起こっているのか。

    熱中症は身体で何が起こっているのか。

    もう最近は「夏だ!体を動かそう!」みたいな文句はもう見ないですね。
    熱中症で死んじゃいます。
    実際先日、友人が救急車で運ばれたそうです。くわばらくわばら。
    重篤な熱中症(熱射病)になった時の回復手段はビニールプールに水と氷を大量に入れて身体ごとドボンです。とにかく冷やして代謝落とすのと水分補給が大事です。

    そしてよく我慢せずエアコン入れましょうね、という説明とともに貼られるのが以下のやつ。

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    津々巳あや@aya67b

    これが正確かと言われると「否」なんですが、エアコン啓蒙としては有用・有効なのでここ10年位でよく引用される個人Web漫画です。(私もですが)限界までエアコンなしで過ごそうとする人多いんですよ。

    ついでに言うと10年ほど前にゆで卵を元に戻す論文があったらしいですよ。
    白身だけらしいですし、そっからの進捗が一切無いのでどうなんだという話なんですが。

    Shear-Stress-Mediated Refolding of Proteins from Aggregates and Inclusion Bodies(2015)


    じゃぁ、正確には何が起こってるの?というのが今日のお題。
    熱中症の対処についてはどのサイトでも書いてあるので。
    熱中症の詳細を

    まず熱中症には大まかに「筋痙攣(けいれん)」「熱疲労」「熱射病」と分けられます。大まかに。今回はお薬原因は除外。
     筋痙攣はこむらがえりのような痛みを伴う筋肉の収縮を指します。これも熱中症の一分類です。安静と水分補給。
     次に熱疲労。脱力、倦怠感、悪心(吐き気)、失神などが生じますが、致死性ではないものを指します。これも安静と水分補給しっかりできれば大丈夫。
     で、問題なのが熱射病。全身性の高体温と多臓器不全という内臓が上手に働かなくなり死に至る状態です。以下では熱射病の機序を詳しく。

     体内に熱が籠ると発散させようとして皮膚の血管が拡張します、逆に内臓は血が流れにくくなるので虚血、すなわち内臓に血が足りなくなります。
     それが続くと内臓諸器官の働きが不良となり多量の炎症物質(サイトカイン)が体内に流入
     これにより過剰な炎症反応により血液凝固系が活性化されて微小血管の閉塞→播種性血管内凝固症候群(DIC)、つまりは血管が詰まって多臓器不全にというのが重度の熱中症となります。8%ぐらいで死にます。
    また炎症物質が大量に発生すると(血液脳関門を貫通して)脳内に入り込んで脳の浮腫を発生、そこから神経細胞死(アポトーシス)を引き起こすとも考えられているそうです。

    熱中症診療ガイドライン2024
    https://www.jaam.jp/info/2024/files/20240725_2024.pdf

    脱水状態だとOS-1みたいなすぐに血液の水分となるような飲料水を摂ることで血液が全身に巡るようにすることが必要になりますが、意識飛んでるとそれもできないので輸液とかが必要になります。放っておくと死にます。

    さらに子どもと老人は水分量が青年と比べて少なかったり調節機能自体が衰えていたりで熱中症になりやすいので注意です。
    若い人もならないことはないですが、ニュース見てても基本、小学校でとか独り身がーとかですし。

    なので夜暑いときはエアコン入れましょうね。
    寝てる間って水分補給できないので汗かくと水分無くて死んじゃう…
    それではよい一日を。