京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

タグ: 東洋医学

  • 運転免許に必要な視力と鍼

    運転免許に必要な視力と鍼

    先日、免許証の更新をしてきました。
    ちょっと迷ったのがマイナカードと一緒にしてしまうかどうかというところ。
    やっぱり券面を確認できた方が良いな…ということで別々にしてもらいました。千円弱高くなってしまいましたが。
    従来の免許証のみでも良いかな、とは思ったんですが、一応ゴールド免許ですと5年後の更新がオンラインで、かつ300円安く講習が受けられる、というメリットを考えると100円足すだけなのでマイナ免許と免許証の2枚持ちということに。ただ、他の大半の人が免許証のみという方々ばかりでした…どうして…。

    さて、更新の際、裸眼視力が少しばかり心配だったので自分で鍼を行ってから行きました。

    普通運転免許に必要な視力は最低片眼0.3の両目0.7の視力があればOKです。
    ただ片眼が0.3未満の場合、両眼視力が0.7以上に加え、視野左右150°が必要となります。
    逆に言うと、片眼コンタクトであっても左右視野150°あれば眼鏡等の条件は不要となります。
     ※ただし判断は各警察署および免許場に任せられます。その場の警察官の判断にもよるかと思いますので一概には断言できませんので注意。

    これが大型免許になると片眼0.5の両眼0.8に加え、深視力検査(遠近判断)の合格が必要となります。ちょっと厳しい。
    逆に原付とか小型特殊だと両眼0.5でOKだったりします。片目が見えていないと視野左右150°が必要となりますが。

    さらに厳しいところで行くと飛行機のプロパイロットは片眼0.7の両眼1.0が必要です。ただし手術はアウト。
    自衛隊や自家用パイロットだと矯正視力でも良いので少し緩いですけどね。
    一番厳しいところで言うとボートレーサーは両眼とも裸眼0.8必要です。競馬の騎手は裸眼片眼0.5必要だったのが2022年から矯正視力(コンタクト)でも良くなったのでかなり緩くなりました。

    で、無事裸眼で免許の更新が出来ました。
    院内で自分の視力検査を行い右1.2の左0.7だったので大丈夫だとは思っていたのですが念のためですね。
    自身に行う鍼って効果が出にくいんですが、左が1.0まで回復していたので安全圏ヨシ!

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    安全運転ヨシ!

    1回の治療でも0.4→0.7、0.8ぐらい回復することは結構あります。
    ただ、視力を維持するとなると何度か通って頂く必要はあります。子供であれば治療期間中はゲームを避けて頂いたり日常生活も深く関わってきます。
    定期的に通って頂く事で徐々に眼がその状態をキープできるようになり、最終的にシーズン1回、半年に1回様子を見るような形でも良くなります。
    視力でお困りの方は一度ご相談いただければと思います。

    それでは良い一日を。

  • 貧血(血虚)の東洋医学

    貧血(血虚)の東洋医学

    気持ち良い気候です。
    こんな気候がずっと続けばいいのにと思います。
    天気が良いとバイクで走りに行きたくなりますが、久しぶりに車乗るとスクーターの60km/hと車の60km/hの加速の違いと安心感に愕然とします。スクーターの不安定さよ。乗ってるスクーターが別段軽いというのもありますが。

    さて、久しぶりに東洋医学系で。
    東洋医学で言う「血」は西洋医学で言う「血液」の意味を持つとともに「血の機能」という意味も内包しています。
    なので東洋医学では血が足りない状態を「貧血」ではなく「血虚」という言い方をします。

    ちょっと西洋医学的な話をしますが血液の色は「ヘモグロビン」という鉄とタンパクが結合したものの色です。
    こいつがさらに酸素と結合すれば鮮やかな赤に、逆に酸素を持たない状態では暗い赤に変わります。
    なので物理的に血が足りない状態、あるいは酸素が足りない状態で赤さが無いときは黄色人種の元の色も相まって「土気色」というような「顔色が悪い」という状態になります。

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    南斗水鳥拳伝承者・レイの有名なやつ。北斗の拳はアニメを見てた筈なのですがあまり記憶にない。

    by 北斗の拳 第8巻

    でも赤以外の血をしているキャラってピッコロさんぐらいしかパッと思いつかないです。
    あ、イカタコとか節足動物はヘモグロビンではなくてヘモシアニンというのがあって青色系になります。
    ただ、ピッコロさんのモデルのナメクジの血は無色です。ピッコロさんはナメクジじゃなくてイカだった?
    ちなみにナメクジは軟体生物で開放血管系なので肺も心臓もあるけど血管は無いです。開放血管系とか聞いたの中学以来ですよ。あと真っ二つにしたら普通に死にます。プラナリアとは違います。

    さてナメクジ雑学は置いておいて東洋医学の方に話を戻しますが、東洋医学の貧血すなわち「血虚」とは

    『血液の不足、あるいは血液の滋養作用が減退する病的な状態である。』とされます。

    どんな症状が出るかというと
    ・めまいや目のくらみ、かすみ目、顔面蒼白
    ・心身ともに疲労し力がない。不眠(失眠)
    ・爪の色が悪くなる。視力が減退する。
    ・月経が遅れやすい。生理血が過少で色も悪い。
    ・筋肉が引きつる。関節の障害

    などが「血虚」の症状として挙げられます。
    これは血虚になると全身や局所の臓腑・組織の栄養がうまくできなくなり、各所の活動自体が衰退してしまうからとなります。

    こうなると血を作り出す、あるいは増やすような治療が必要となります。
    背中の兪穴と呼ばれるようなツボに対しての鍼や灸。
    あるいは心経と呼ばれる手の内側を通過する経絡を用いて治療を行います。

    ただそれだけでは何なので今日紹介するツボこちら「血海(けっかい)」

    膝蓋骨上端内側から、指三本並べた位の高さの部分にお灸を据えてもらうのが良いかと思います。
    あとは以前にも紹介したことのある三陰交とかですね。

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    AIによる膝。違和感なくはないけどもうほとんど問題ないですね。

    せんねん灸をする際に気を付けて欲しいのは「熱すぎるならすぐに取る」という事です。
    火傷させるやり方もありますが、せんねん灸のはそういうのではないので。
    ただ、それで物足りないという感じであれば、新たに次のお灸を据えてください。
    ほんのり周囲が赤らむぐらいが丁度良いですが、人によっては何壮も据えることになります。

    この記事書くのに一番時間かかったのはナメクジについて調べてた時間。
    英語のWikipediaは殆ど中身がなく、日本語のWikipediaの方が詳しかった。こういうの日本っぽいですよね。
    中枢神経に近いようなところが回復するとか、脳があって学習するとか、呼吸する穴が右側に開いているとか、寿命が長くて2年ぐらいあるとか、近親交配させても奇形がほぼ無いとか面白かったけどこれを活かす場所は多分無い。
    それでは良い一日を。

  • 盗汗 (とうかん)

    盗汗 (とうかん)

    字面だけではなんのこっちゃシリーズ。
    東洋医学ではその単語だけでは何を示すのかよく分からんという語彙が多数存在します。
    私も教科書読んでて最初にこの文字見た時はなんだろな?となりました。

    盗汗=睡眠中の汗、寝汗の事を指します。

    通常、ヒトは寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと云われています。
    さらに呼気からも水分は揮発していると考えるとコップ2杯分ぐらいの水分が毎夜失われているという事です。

    そういう所から起床時に白湯を一杯飲むというのはとても大事な事なんですよね。

    さて、寝汗の話に戻りますが、西洋医学的には生理的に暑がっている状態や自律神経の失調、ホルモンバランスの変化によって量が増えます。
    鬱、不安障害、ストレスなんかでも寝汗が増えたりすることがあります。

    東洋医学的にどうかとなると
    身体を冷やす力は「陰」の力、すなわち「陰」が弱いと冷やせなくて汗をかきます。
    ただ、「陽」の力が無いと腠理(そうり)の開閉といって汗孔が開いたままになったりします。
    「気」が足りない状態でも汗孔が閉じられなくなり、
    「心火・肝火」が強くなりすぎても熱が籠って汗が出るといった事が考えられます。

    なので陰陽のバランス、気の不足、肝火=ストレスの増加といったところが原因として挙げられる形になります。 それぞれの特徴は以下

    陰虚:寝ているとじわっと汗をかき、同時にほてりや口の乾き、手足の熱感を伴うことが多く見られます。
    陽虚:冷えやむくみ、倦怠感を伴い、寝汗だけでなく日中にも汗をかきやすい。
    気虚:日中の多汗や疲れやすさ、風邪をひきやすい体質となる。
    心火・肝火:不眠やイライラ、口の苦みといった症状とともに、夜間に汗が流れやすくなる。

    こういった部分から治療方針を立て、調子を整えていきます。
    特に陰虚と陽虚では治療が真反対になるので寝汗だからこう~という治療をしてしまうとマズイやつです。

    代表穴は以下。場所は割愛。
    陰虚:腎兪 太谿 復溜
    陽虚:関元 命門 腎兪
    気虚:肺兪 脾兪 足三里 中府
    心火・肝火:心兪 神門 太衝 行間

    それでは良い一日を。

  • 五行説とは

    五行説とは

    暑さが戻ってきました。戻ってこんでええんですが…。
    朝一番の風の吹き方は秋っぽいんですがね。

    今までなんだかんだで東洋医学について説明を書いてきましたが、「陰陽」については説明を書きましたが、「五行」って何やねん、という所をあまり説明していなかったなと。

    「太極図」陰陽説について

    五行とは大雑把に言えば『森羅万象を5つの分類(五元素)に当てはめる事ができる。』という考え方です。
    その中の基本となるものが皆様どこかで聞いたことがあるであろう「木火土金水もっかどごんすい」。
    さらに万物が『陰』と『陽』どちらかにも分類できる、という考え方を合わせたものが『陰陽五行説』となります。
    西洋でも四元素説(火・風・水・土)とか似たような説があります。

    (陰陽についてはこちらで簡単に説明しています。→太極図)

    それを分類した表がこちら、「五行色体表」となります。
    鍼灸師は皆、この「五行色体表」を覚えるところから始まります。

    この表は代表的なものばかりなので良いのですが、この他にもまだまだあります。
    正直聞いたことないやつとか忘れている所も多々あります。

    さてその基本の木火土金水は相生(そうじょう)・相克(そうこく)という関係を持ちます。

    相生
    木は火を生み(燃えること火を生む)
    火は土を生み(燃えることで灰・土となる)
    土は金を生み(土から金属が生まれる)
    金は水を生み(金属の表面に水が凝結する)
    水は木を生む(水は木を育む)

    というものと

    相克
    木は土を剋し(栄養を吸い上げる)
    土は水を剋し(水の流れを変える)
    水は火を剋し(火を消す)
    火は金を剋し(金属を溶かす)
    金は木を剋す(木を切り倒す)

    ですね。
    相克については以前にも漫画で紹介しました。

    五行相克の活用
    byうしおととら 第9巻 第17巻


    先ほどの図に当てはめると
    「心(火)」が弱っているなら「肝(木)」を補ってやればよい。
    「心(火)」が強すぎるなら「腎(水)」を強くしてやればよい。
    というような考え方です。

    私が「東洋医学的に~」と書くと大体この表に当てはめて考えていると思ってください。
    ・怒ってばっかりだと肝の気(木)を大量に消費してしまう→水の腎や膀胱を補ってやろう。
    といったような考え方。
    勿論 肝の気、すわなち木気を直接補うという事も行いますが、水気を補うことで効率的に元の状態に戻してやろうという考え方です。
    鍼灸師は脈や舌の性状、お腹を触ったりしてこの五行がどのような状態にあるかを判断し治療を行います。
    ただ全ての鍼灸師がこういった東洋医学的な考え方をしているかというとそうでもなかったりします。そのあたりは自分に合った鍼灸師をお探しいただければと思います。

    色体表の中身についてはそれはそれで面白いのでまた機会があれば。

    それでは良い一日を。

  • 秋の花粉症(耳つぼ)

    秋の花粉症(耳つぼ)

    この時期に雨が降ると一気に気温が下がる気がします。
    除湿かけると室温24度とかになっていました。
    ついに西高東低の冬の気圧配置になったそうです。

    ただ、気候の変化があるときは花粉なども飛びやすくなってきます。

    さて、そんな秋の花粉症の代表的なものには「ブタクサ」「ヨモギ」「カナムグラ」があります。
    正直カナムグラについてはあまり覚えがない植物ではあるのですが、つる性の雑草です。

    症状としては鼻水、掻痒感、くしゃみと人によって差異は有れど春の花粉症と変わりません。
    洗えるなら洗い流してしまうのが一番手っ取り早くはあります。
    帰宅時に軽く払ったりするのも大事です。

    既に花粉症でお悩みの方は薬で何とかしている方が殆どかと思いますが、東洋医学的に…となると肺経の虚寒によるものが多いとされています。となると肺経および裏の大腸経に連なるツボに対して治療を行います。

    迎香、印堂、風池、大椎、曲池、血海

    基本的に顔周辺なのでここにせんねん灸を…というとちょっと危ない。
    ので、今回は耳つぼの紹介。

    ただ、耳つぼについてはここ百年程の研究なのでまだはっきりしていない所も多く、先生によって紹介する場所が様々です。
    例によって私が書くところも他のサイトとは全然別の部位を書いてたりするので、どこが一番効くのかは個人差が大きいと思っています。
    また、中国式なのか、ノジェ式なのかでも変わります。正直何処押してもええんちゃうかと思う位。
    それでも一応経験処方的に効くと感じたところを。

    先ほど述べた通り、肺経、大腸経という部分で、肺、大腸というツボ、あるいはアレルギーに対するところで内分泌といったツボを使うのが効果的です。
    刺激するのには先の丸い細長い棒状のもので軽く押さえてやるだけでも一時的に効果は出るかと。

    当院では鍼灸治療を行った上で、ツボ探索機を使用し適切なツボを見つけた上でマグレインという金属粒を貼り付けることで持続的に刺激をしてやるということをします。
    今のところ耳つぼだけの治療メニューというのは無いので…。ご了承ください。

    ただ、再度言いますが耳つぼは中国式耳穴、ノジェ式だけでなく、耳つぼを定義している所が様々あり、同じポイントでも違う言い方をしてたり、例えば「鼻」というツボが流派によっては違う場所だったりで正直めんど…ややこしいことになっています。

    なので自身で耳つぼ探すときは耳かきの先端で押して痛みや反応があるところでええんでない?とは正直思っています。自分でやるときは押しすぎないように注意して下さい。

    それではよい一日を。