京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

足首の違和感

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先日、歩行中に足首の痛みがあるという患者様が来られました。
特に捻った覚えは無く、歩いていると外くるぶしの下あたりの痛みがあると。
また、立っていてもなんとなく痛み、違和感がある感じということでした。

こういった原因不明の痛みの場合、骨接ぎ(柔道整復師)としての腕が鳴る感じになります(笑)

ただ、原因不明といっても本人様が自覚していない何かがあったとは考えられます。
こける、捻るという自覚がなくとも、様々な負荷が積み重なる事で組織に損傷が生じ、ある一点(閾値)を超えることで痛みを自覚する、という状態ですね。

これを組織の(顕微鏡的)損傷と言います。捻挫や挫傷のⅠ度損傷とも。
組織取って顕微鏡で見ないと分からない位の傷ということです。

ただそういった傷の痛みは組織が正しい位置に無い時に痛む事が多いです。
骨の位置がコンマ数ミリズレる。腱の走行(位置)がおかしいとかですね。
これを「アライメントがズレる」という言い方をします。

by MSDマニュアル 家庭版
踵の骨の上に載っている「距骨(きょこつ)」というやつが大体悪いことが多い。

なのでそれをきちんと『整復』してやるだけでも痛みがなくなる事があります。
柔道「整復」師たる所以ですね。
最近は足首の整復ができない柔道整復師も多いみたいですが、私の教え子は全員出来るはず…
特に足首のアライメントのズレは私は得意としているところでもあります。

現にこの患者様もとりあえず一度の足首の整復で痛みが無くなりました。
が、昔からずっとある…、捻挫のあと放置してました~、となるとズレが身体に沁み込んでしまっており、一時的に治っても再度同じ位置に戻ってしまうことがあります。その場合は身体が正しい位置を覚えるまで少し通って頂く必要があります。

そういった少しの違和感でも結構ですのでお気軽にご相談ください。
怪我をした場合はなるべく早く「正しく」治しましょうね。
それでは良い一日を。