京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

視力回復手術について

10月4日より近くの御香宮さんの例大祭があります。
昔は10月1日~10日と決まった期日で行われていましたが、ここ十数年で最終日が日曜日になるよう調整されています。平日では流石に人が集まらんのかな…とも思いますが、神輿の巡幸の時はここ本当に伏見か?というぐらい人が集まる近辺で最大のお祭りです。
私も小学生時分は小遣い握りしめて遊びに行きました。大体どんぐり飴買って数日楽しむということをしていましたが。

今日は視力回復手術について。
視力を回復する手術というと一昔前はレーシックと呼ばれるレーザーによって角膜を削ることで焦点を合わせるというものが一般的でした。
しかし最近では眼内レンズという角膜と水晶体の間にコンタクトレンズ的なものを設置して視力回復を行うといったものがメジャーになってきました。

当院ではそうしないための鍼灸治療を行うわけですが、知っておくべき知識ではありましたので勉強しました。
なのでそれについてすこしばかり解説を。

視力とは何か、というと私的には目の中に入ってくる光をどれだけ自在にコントロールできるかということだと思っています。
ただ、コントロールするにしても器質的(眼の構造的)に問題があった場合、コントロールしきれないことになります。
手術はそれをコントロールできる範囲内に改造してやる、というものだと思って下さい。

Image
レーシック

適応は18歳以上で近視や遠視、乱視にも効果があるとされます。
ただ、角膜の一部にメスを入れた後、ペロンとめくります。そのめくった部分にレーザーを当てて計算した量の角膜を切除します。その後、めくった部分を元に戻すことで角膜の厚みが薄くなり、調整できる範囲内の屈折力となります。

角膜部分を大きく切るので表面に分布する三叉神経と呼ばれる神経を切断することになり、合併症としてドライアイがみられることがあります。

ICL(眼内コンタクトレンズ)

ここ数年で台頭してきた視力回復手術。
角膜にメスを入れるのは同じですが、角膜と水晶体と呼ばれるレンズの間にコンタクトを設置するという手術になります。
レーシックは角膜に侵襲性(傷をつける)があり、手術すると二度と元には戻せませんが、こちらは手術でコンタクトを取り外せば(一応)元に戻せる、というメリットがあります。

ただ、どちらも保険は扱えませんので自費扱いとなります。
レーシック両眼でおよそ30万円前後、ICLは両眼で40~60万円程度になるそうです。
高額医療費の扱いになるので確定申告で多少控除されるかと思いますが…。
それなら当院で鍼灸治療を受けていただいた方が安いと思います。時間と通って頂く事が必要になりますが。

(番外)白内障手術

先ほどの画像の灰色部分、つまりは水晶体部分を全て清掃してレンズを入れるという手術。
水晶体は変性すると石のように固くなる、あるいは白く濁り見え辛くなります。
それを超音波などで破砕し、切除してしまい、それに代わるレンズを挿入する手術となります。
ちなみにこちらは単焦点レンズとよばれるものであれば保険適応となります。
多焦点レンズと呼ばれる保険適応でないものであれば片眼50万とかするそうです。ヒェッ…。

どれが良いか悪いかは眼科でお医者様との相談を十分に行ってください。

ちなみに水晶体を私が最初に知ったのは多分これ。

道具によって全身を水晶体のように透明にしてしまうというもの。
透明人間化するひみつ道具はいくつかありますが、眼に作用するのがこれだったので。
まぁ、オチは似たり寄ったりになってた気がします。

それでは良い一日を。