昨夜の帰路が18度で寒いナァとか思っていたら今朝は17度とかでした。
バイク的にはもう冬の装備ですし、院内ももう暖房点けないと上が脱げませんね。
さて、タイトルについてですが
=水晶体の弾性の低下→調節力の低下
となります。この記事終わってしまった…。
流石にそれではアレなので、改めて視力というものについて。
視力というものは外界から入ってきた光をレンズで調節し、網膜というセンサーに当てることでどれだけ鮮明に見えるか、というものになります。
このとき、レンズの調節が上手く働かない、あるいはセンサーまでの距離が合わないという事が生じると「ピントが合わない=見えにくい」ということになります。
そのレンズのことを「水晶体」といいます。
レンズによって網膜に焦点が合うじょうたい。 by 病気が見える(眼科)
この一般的に、この水晶体の厚みが変化することでピントを調節するわけですが、周りの筋肉が収縮すると水晶体が「厚く」なり、筋肉が弛緩すると「薄く」なるという事が起こります。
この時、加齢により水晶体が固くなると周りの筋肉が収縮しても「厚くならない」ということが起こり、「近くが見えにくくなる」という状態になります。
これが年齢を重ねることで見えにくくなる「老視」と呼ばれる状態です。
故に、老眼≠視力低下なのでそこは注意ですね。
老視の状態は遠見視力、つまりは通常の(0.1とか0.5とかの)少数視力自体は維持されている状態です。
この通常視力が下がってくるのは普通の視力低下であって老視とは違います。
その視力低下の原因がレンズなのか調節する筋肉の問題なのか、自律神経なのかは調べないと分かりませんが。
当院の治療では眼の周囲の鍼により、眼周辺の血流改善、また自律神経の調節能の向上を目的として治療を行っていきます。
近くが見え辛いという方は一度ご相談いただければと思います。
それでは良い一日を。