この時期に雨が降ると一気に気温が下がる気がします。
除湿かけると室温24度とかになっていました。
ついに西高東低の冬の気圧配置になったそうです。
ただ、気候の変化があるときは花粉なども飛びやすくなってきます。
さて、そんな秋の花粉症の代表的なものには「ブタクサ」「ヨモギ」「カナムグラ」があります。
正直カナムグラについてはあまり覚えがない植物ではあるのですが、つる性の雑草です。
症状としては鼻水、掻痒感、くしゃみと人によって差異は有れど春の花粉症と変わりません。
洗えるなら洗い流してしまうのが一番手っ取り早くはあります。
帰宅時に軽く払ったりするのも大事です。
既に花粉症でお悩みの方は薬で何とかしている方が殆どかと思いますが、東洋医学的に…となると肺経の虚寒によるものが多いとされています。となると肺経および裏の大腸経に連なるツボに対して治療を行います。
迎香、印堂、風池、大椎、曲池、血海
基本的に顔周辺なのでここにせんねん灸を…というとちょっと危ない。
ので、今回は耳つぼの紹介。
ただ、耳つぼについてはここ百年程の研究なのでまだはっきりしていない所も多く、先生によって紹介する場所が様々です。
例によって私が書くところも他のサイトとは全然別の部位を書いてたりするので、どこが一番効くのかは個人差が大きいと思っています。
また、中国式なのか、ノジェ式なのかでも変わります。正直何処押してもええんちゃうかと思う位。
それでも一応経験処方的に効くと感じたところを。

先ほど述べた通り、肺経、大腸経という部分で、肺、大腸というツボ、あるいはアレルギーに対するところで内分泌といったツボを使うのが効果的です。
刺激するのには先の丸い細長い棒状のもので軽く押さえてやるだけでも一時的に効果は出るかと。
当院では鍼灸治療を行った上で、ツボ探索機を使用し適切なツボを見つけた上でマグレインという金属粒を貼り付けることで持続的に刺激をしてやるということをします。
今のところ耳つぼだけの治療メニューというのは無いので…。ご了承ください。
ただ、再度言いますが耳つぼは中国式耳穴、ノジェ式だけでなく、耳つぼを定義している所が様々あり、同じポイントでも違う言い方をしてたり、例えば「鼻」というツボが流派によっては違う場所だったりで正直めんど…ややこしいことになっています。
なので自身で耳つぼ探すときは耳かきの先端で押して痛みや反応があるところでええんでない?とは正直思っています。自分でやるときは押しすぎないように注意して下さい。
それではよい一日を。