京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

不眠と鍼灸

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梅雨の晴れ間。
さらに昨晩はストロベリームーンということで曇ってはいましたが煌々とした夜でした。

ただ満月の夜は気持ちが昂ったりすることも多く寝付きにくいという方も居られるようです。

さて、そんな寝付きにくい、中々寝れないというお悩みを持った方も居られると思います。
そんな不眠の症状について東洋医学的になるべく簡潔に説明してみます。

不眠という症状は
寝付きにくい、寝ても目覚めやすい、熟睡できない…といったものがよくみられます。

基本的には不安やイライラなどにより体の中の「気」や「血」といったナニかを消費することにより、『心』が養えない。という言い方になります。
じゃ、「流れている血が少ないの?」という考えになりそうなのですが、

東洋医学でいう「血」と西洋医学でいう「血」は少しばかり意味合いが違ったりします。

こんな時こそAIに要約してもらいましょう。

東洋医学の「血」は西洋医学の血液よりも広い概念で、体内の栄養供給と潤い、生命活動の維持を担う重要な要素です。一方、西洋医学の血液は、細胞や組織を巡る物質、血液成分を指します
by Google検索AI

ちなみに『心』も同じ様に、一般的な『心臓』とは少し違った意味を持ち、血を送り出すだけではなく「精神を安定させる」といった役目があります。(心は神志を司る)

「気」は…あんまり一般的な考えと齟齬ないかもしれませんね…。
「気を遣って疲れた」なんてのはそのまま気を消費している状態です。

「血」が少なすぎると『心』が栄養できなくて精神を安定させることが出来ず、眠りづらくなる。これを「血虚症」と言います。
顔色が蒼白、目がかすむ、不眠、手足のしびれ、月経不順などがみられるような状態です。

逆に「血」や「気」が多すぎると精神が昂って眠りにくいということも起こります。

東洋医学ではバランスを重視します。多すぎても少なすぎても身体に影響が出ます。
何事も真ん中、「中庸(ちゅうよう)」が大事ということですね。


鍼灸ではこういった不調に対し、足りないものには増やす(補する)ように、
多すぎるものには減らす(瀉す)ようにコントロールし不調を整えます。

じゃ、自分でできることって何だろう?と思い、このページを開いてくれた方が多いかと思います。

まぁ、どこのホームページでも書いてることと同じです。(笑)
それだけ普通が大事ということです。

・朝に起床、太陽の光を浴びて、生活リズムを整える。
・アルコール、カフェイン、濃いお茶を避ける。
・散歩などで軽く運動する事を心掛ける。
・布団に入る前の食事は避ける。

こういった文言ですね。
ただ、よく書かれるこういった文面を


少しでも改善しようと悩んでおられるなら、是非自分を見直すところから始めましょう。

ただ、こういった症状にお悩みでしたらお近くの鍼灸院へご相談ください。
もちろん、当院でも不眠のはり灸を行っております。お力になれるように尽力いたします。
是非ご相談ください。

それではよい睡眠を。