京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

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  • 【お知らせ】お盆休みについて

    お盆休みにつきましては16日の送り火の日のみ休業とさせていただきます。
    13~15日については通常通りの時間にて開院しております。
    どうぞよろしくお願いいたします。

  • ツボって何?

    ツボって何?

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    今更私なんぞが書くまでもなく色々なところで解説されてはいますが、当院のHPで初めて鍼灸や東洋医学に興味を持ってもらった方も中には居られるかもしれない…という事で簡潔に書きたい(願望)

    要は『身体が何か反応を返してくれる場所』だという事を理解していただければそれで良いかと思います。

    厳密に言うと気の流れとかそれに沿った身体への影響とか色々あります。
    十四経という14の気の流れの大元があってその流れの中で特に反応が出やすい部分を「穴」としているわけです。
    当然その14の流れに沿わない例外的な「穴」もあるので具体的に何穴ある?と言われると困りますが、おおよそ360程度は名前が付いたものがあります。

    古典によって数は違って
    一番教科書的に使われる「霊枢」という本では365穴
    3世紀ごろの「甲乙経」では356穴、14世紀頃の「十四経発揮」と呼ばれる本では354穴、19世紀の「経穴纂用」では365穴とバラバラです。

    まぁ、ほとんどが一番最初に編纂されたとされる1世紀ごろからの『黄帝内経』をまとめたものではあるとされています。編纂されたのが1世紀であって、理論としては紀元前からあるようです。

    まぁ、そんな歴史の中での経験則なんかを踏まえてまとめたのが今の「経絡・経穴」と呼ばれる、気の流れとそのツボになります。

    つまりは紀元前頃、「五行説」というような理論は既に確立していたと思うと凄いです。
    漢王朝四百年の末期、ローマ帝国全盛期に比べて弥生時代のなんかこう…矮小さ?
    そりゃ当時蛮族扱いされてもしゃーないですよ。

    で、その歴史の中でここを刺激すればこの病気が治る。こんな病気だとこのツボに影響が出る。みたいなのをまとめたわけです。
    それが先の『黄帝内経』といった古典になるわけですね。

    当然現代でアップデートはされているわけですが、そのほとんどがそのまま使われています。
    そういった先人の知恵をお借りして鍼灸師は治療を行っています。
    現代病と言われるような生活習慣病やアレルギー疾患、精神疾患も実は当時からあると書かれており、それに対する対処法も記されています。

    そんな東洋医学的な治療を受けてみたいという方、一度当院へご相談いただければと思います。
    それでは良い一日を。

  • 難聴と耳鳴りのはり治療

    難聴と耳鳴りのはり治療


    昨日は山鉾巡行でしたが生憎の大雨…と言いつつ、ここ十数年山鉾巡行見た覚えがないです。
    鉾や山を見に行った覚えも数える程度ですが、巡行自体は中々見に行くタイミングが…。
    市内近郊で勤めていた時の昼休みに少しばかり見に行った位で殆どはTVで見る程度。
    京都人でも洛中から離れるとイベント感としては多分そんなもんだと思います。

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    さて、そんな大雨のような天候の変化の時に感じることが多い方もいる体調変化。
    その中でも今日は耳鳴りについて。

    耳鳴りは外界に音が無いのに音を耳で感じてしまう状態。
    聴覚が低下するものを難聴といいますが、耳が聞こえないものを耳聾(じろう)と言います。

    東洋医学的な治療対象である難聴と耳鳴りについてですが先に一つ。

    片耳が急激に聞こえにくく感じた場合は突発性難聴と言い、急性病となります。
    直ちに耳鼻科へ行って診断を貰って薬を処方してもらうのが確実です。
    1週間も放置したら耳の細胞が死滅して二度と回復しない可能性が出てきますので注意です。

    さて、そんな脅しをかけておきながらそこから回復できないかを考えるのが東洋医学。

    そういった突発性難聴みたいなものは基本的にストレスや気の使い過ぎによって生じることが多いとされます。
    怒気は気を鬱滞させます。これが放置されると化火といい、火の気が頭へ上ります。
    またストレスは気を使い、脾や胃が上手く働かなくなると水気が鬱滞し、長期に改善されないとこれも化火となり火の上炎作用により頭に昇ります。

    どちらも昇った火の気が耳に作用してしまうと耳鳴り、難聴が生じます。

    あるいは脾胃が弱ると栄養を取り込めなくなるので気や血が生成されなくなる。
    房事過多などにより腎虚となり気の流れが悪くなる。
    といった場合でも耳鳴り・難聴が生じます。

    肝火(痰火)による難聴は「実」の証で突然発症することが多く、耳を押さえると症状が増強されます。
    「虚」の証で発生した場合は耳鳴りが徐々に発生し聴力が減少、また耳を揉むと症状が軽減する形になります。特に腎虚などが有名ですね。

    ただ、先に述べた通り、実証となる急性の耳鳴り・難聴は放置すると耳の細胞が死滅しますので早急な対処が必要です。逆に48時間以内の投薬の有効性が確立されています。

    死滅してたら改善無理じゃない?と思われるかもしれませんが、耳への栄養不足などで生じている場合は耳への血流を改善させてやることで少しでも生き残った耳の細胞を活発にしてやることができます。

    実証に対しては肝火を押さえるように、また局所の気血の流れの改善を図るように治療を行います。足竅陰などが主穴となります。

    虚証に対しては腎への補がメイン、また同じく局所の気血の流れの改善を行います。
    翳風、聴会、腎兪、太谿とかですね。

    「素問・霊枢」と呼ばれる教科書となるような中国の古い本には
    「耳の聞こえないものには聴宮、関衝、足竅陰を取れ」「耳鳴りには耳門、客主人、中衝、厲兌、魚際を使え」などと書かれています。

    ただ、今日は一般の人へのここを押せ的なツボはありません…
    耳鼻科で良くならない難聴・耳鳴りでお困りの場合はお近くの鍼灸院へご相談いただくのが早いかと思います。
    当院でも積極的治療を行っております。

    それでは良い一日を。

  • お腹が痛い…どんな痛み?

    お腹が痛い…どんな痛み?

    先週、看板を出していたら低学年ぐらいの子が今日は着衣泳だと話しかけてきてくれました。
    水泳自体が必須授業から離れそうな時代にそういった授業してくれているのはさすが国立…。

    私の時代も着衣泳一度はやってましたね。
    が、水泳の授業は寒くて毎度唇真っ青にしてました。プールサイドが暖かくて気持ちよかった…。今では暑くて入れない事もあるそうですが…
    さらに寒くてお腹が痛いともなってた気がします。

    というわけで今日は『腹痛』。特におへそより下の『下腹部痛』のお話を。
    胃が痛いのはまたそのうちに。
    ツボが知りたい人はすっ飛ばして最後を読んでください。笑

    そして本題に入る前に「実」と「虚」の説明を簡単に。
    東洋医学の考え方には物事は「陰と陽」「木火土金水」に分けられる考え方の『陰陽五行説』や邪気が盛んとなった「実」と、正気不足による「虚」という『虚実』の考え方があります。(正気とは身体を正常に保つ能力だと思ってください。)
    さらに『気血津液』というものもあるのですがそこは割愛。

    邪気が増えると正気が邪気を抑え込もうと闘います。ですので症状がはっきりと出てきます。こういった状態を「実」。
    正気が減ると激しい闘いは起こりませんが、バランスが崩れることで邪気による影響が強く出ます。この状態を「虚」といいます。

    で、腹痛の話に戻りますが、
    お腹を触られるのが嫌な場合は「実」
    お腹を押さえると楽になるのが「虚」と分類できます。

    その中で例えば「寒さや冷たいものを食べた時の腹痛」は寒邪という「邪」が強くなったものなので実…と言いたいのですが、下腹部より先に上腹部の『胃』が冷やされます。
    するとお腹の真ん中(中焦)の暖かさの元である「陽気」を損ない、暖かさが運搬されなくなり(脾陽虚)、下腹部に鈍痛が生じます。この時は虚証なのでお腹を温めると楽になります。

    他には不安や不眠が続いて「血虚」という状態であればチクリチクリとした痛みが起こります。

    逆に実証の腹痛はどんなものかというと怒ったり気を使いすぎたりすると「肝経」という気の流れが悪くなります。こういったものを「肝鬱気滞」と言い、気が滞っている状態です。
    こういった時は側腹部がキリキリというような腹痛になりやすいです。
    気が滞っているので矢気(しき)、つまりはおならをするとちょっと楽になります。

    あるいは食べ過ぎ。常にお腹が張ったような腹痛ですね。

    こんな風に同じ腹痛と言ってもどんな風に痛みがあるのかによって考え方が変わります。
    さて、腹痛を紹介して終わりでは読んだ皆様もどうしろという話なのでツボを少々。

    寒さで生じる脾陽虚には脾や胃を温めたいので『中脘、足三里』というツボを
    側腹部がキリキリとした痛みの時は気を流したいので『太衝、陽陵泉』
    食べ過ぎの時も『足三里』が有効です。

    中脘はこちら。胸骨と呼ばれる胸の硬いところの一番下とおへそを結んだ中点。

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    膝下、横に出っ張っている骨の斜め前下に「陽陵泉」
    内くるぶしに手の薬指中指人差し指と、指を3本並べて当てた人差し指の部分、骨のきわ「足三里」
    足親指と人差し指の間を上になぞって骨に当たるところ「太衝」

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    ここらを押さえてやるか、お灸なんかが効果的です。

    ただ誤ったやり方をしてもあまり効果が無かったりしますので、きちんとした治療を受けたいという場合はご予約を。笑
    その場しのぎでなく、全体から体調を整える治療が大切です。
    それでは良い一日を。


  • 漢方薬って何なの?

    漢方薬って何なの?

    先日、いつもと違うドラッグストアに行ったらふらふらしながら原付を押しているお爺さん。
    怪しいなと思いつつ店内に向かおうとしたら後方で原付が倒れる音。
    振り返るとお爺さん居ない…横倒しの原付の向こう側に倒れておられました。
    意識は有り、足に力が入らないということで熱中症…ではないような気がしましたが、そこはもう救急隊に任せました。
    人助けするのは久しぶりでしたが、救急法学んでおくのはやはり大事だと思いましたね。

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    さて、漢方薬と聞くと皆さんはどんな印象を持たれるでしょうか?
    苦い?まずい?胡散臭い?効くの?高い?

    上に挙げたのはすべてネガティブな印象ですが、比較的こう思われた方は多いのではないかと
    しかしながら、今やドラッグストアで一角を占める程度には普及しているのが漢方薬です。

    元々「漢方」という言葉自体、中国医学の事を指していたりします。
    漢の時代の後、5~6世紀ごろ日本に伝わった医学体系ですね。

    その元となる一つに『神農本草経』と呼ばれる書物があるのですが、そこに登場する「神農」と呼ばれるヒトが自分の身体で人体実験した集大成であるとされています。
    神農様は頭と内臓以外が透明で毒を食らうと内臓の色が変わるからどこに効いたか分かったんですって。怖…。

    そこから江戸時代にかけて日本お得意の魔改造…もとい独自に発展していった部分があります。

    ただ、本来漢方とは患者一人一人に甘草を何g、陳皮を何gなどその人に合わせて必要な量を処方し煎じて飲むというのが本来のものでした。
    個々にオーダーメイドされたものなので副作用が出にくく効果が高いとされていました。

    しかし、西洋の薬剤一辺倒なのが批判された時代があり、西洋医学と同じようにエキスを抽出し、一定量で調節されたものが販売されるようになりました。

    そのため、本来の漢方よりも効果がハッキリ出にくいこともあるそうです。
    胡散臭く感じるところはこの辺りのこともあるのかもしれません。
    副作用が無い、なんて言われたりもしますが、体に合わなければ当然副作用は出ます。

    それでも以前「こむら返り」にも書いたように完全に症状用に調整された漢方薬だと即効性があるので分かりやすくて良いんですがね。

    残念ながら私は薬剤師や登録販売士の資格を持ち合わせていないので漢方を処方することはできません。
    昔は薬種商と言って薬剤師でなくても漢方を販売することができたのですが、どこかの阿呆が実務経験について不正したせいでちょっと厳しくなったりしたのはまた別のお話。

    登録販売者試験における実務経験証明書不正実態調査の取りまとめ結果https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002zx0t.html

    今では登録販売士の試験を合格し、ドラッグストアで月80時間を1年以上(実務経験)働かないと、第2種医薬品の販売はできません。

    これ買って飲んでね!みたいなことは薬剤師法違反になるのでできません。
    じゃ、なんでこの記事書いたんやと言われそうですが、

    と言いたかった。(笑)
    ご相談いただければご紹介ぐらいはできるかもしれません。

    それではよい一日を。