京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

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  • 丸くならない腰(腰痛)

    丸くならない腰(腰痛)

    一気に冷え込んできました。昨夜の帰りも2℃でしたし、何なら今日の朝も2℃でした。
    バイクグローブが薄いのか出勤時には指先が冷たい…。

    そしてあんまりありがたがってはいけないのかもしれませんが、冷えもあってか、ここのところ腰痛で来られる方が増えました。
    院としてはありがたいことです。

    しかし、最近感じるのは腰痛持ちの方々は基本的に腰の可動性に何らかの問題があることが多いかなと思うことがあります。
    ヒトの腰は中央に「腰椎」という骨の周囲に筋肉がコルセットのように巻いていることで支えているのですが、どうもこの筋肉が上手く動いていない、あるいはそれによって腰の骨の運動性が阻害されているという方が多いなぁと。

    腰痛持ちの方に試して欲しいのは

    あなたの背中(腰)は綺麗に丸くなりますか?

    という事ですね。
    通常、背中を丸めるという動作をすると綺麗に円を描くのですが、腰痛がある方、あるいは背中が固い方はどこかが真っすぐになっていることが多いです。
    例えばこんな感じ。↓

    Image

    黄色とオレンジのラインで表してみました。右は分かりやすくするのに線を回転させて重ねています。
    前屈角度としては大分違うように見えますが、実は胸の部分の曲がりはそんなに大差ないのですよ。
    ですが、腰の部分が真っすぐで丸くなっていないパターンですね。

    こういったパターンだと、自分では丸くしているつもりでも丸くなっていない方が多いです。

    勿論、腰が痛くて動かせないという方も多いのですが、急性の痛みが引いた後でも上のように丸くならない方が多いんですよね。
    鏡で見て貰えば分かりやすいかと思いますが、丸めた時に自分で背骨の突起が順番に触れるかどうかを試していただければ良いかと思います。

    これは自分で動かし方が分かっていない、あるいは動かしたことが無いという方が多いです。
    ただし、トレーニングすればできるようになるものでもあるので、腰痛持ちの方は少し意識して「腰を丸める、伸ばす」という動作を繰り返してみて頂ければ良いかと思います。

    当院ではそういったトレーニングについても教導いたします。
    自分でやってみて上手くいかない、という方はご相談ください。
    それでは良い一日を。

  • 脱臼について

    脱臼について

    通勤中、小粒ながら雪がちらつき…流石に12月っぽくなりました。
    外の気温が4℃とかになってました。昨日の朝11℃で帰り16℃とかだったのに?
    着いたら着いたで風で看板倒れてたり、ルンバが逸走して箒巻き込んで穂先がぐしゃぐしゃになってたりで悲しい始まりの日です。

    さて、患者様にとっては幸いながら、
    私にとっては少しばかり残念(?)ながら、こちらで開業させていただいてから脱臼で来院される患者様は今のところ居られません。
    けれども柔道整復師として脱臼の整復は出来ます。
    何故そんなことお宣言したかと言うと、稀に脱臼の整復が出来ない同業者が居られたりすることもありますので…。
    来院された後、固定だけしてそのまま整形外科へ転医…というパターンですね。少しばかり情けない。

    Image
    肩関節前方脱臼
    三角筋の膨隆が無くなってるのが分かるので外観で分かります。

    by Radiopeadia sholder dislocationより

    脱臼する事が多い部位としては「肩」「鎖骨」「肘」の順でしょうか。
    「指」もそれなりにありますが、結構自分で治してしまう、あるいは治ってしまうパターンも多いです。
    受傷直後の肩なんかだと引っ張り具合で上手く嵌ってしまうこともあります。
    ただ、注意すべきは「親指」何かは絶対に引っ張ってはいけません。
    間に小さな骨が挟まってしまうと手術になります。

    さて、そんな脱臼ですが、嵌ってしまったからと言ってそのままにしておくのは駄目です。
    よく捻挫や脱臼は「癖になる」と仰られることがありますが、あれは大体放置されてる、あるいは適切な治療を受けなかったパターンだと思います。

    関節は袋に包まれています。
    そして中を潤滑油となる液体で満たすことでスムーズな動きをするわけですが、脱臼はこの袋を破ってしまいます。
    破られた後、その袋は修復していくわけですが、この間に動かし過ぎると当然修復できません。
    あるいは変な形でくっ付いたりしてしまいます。

    適切な治療を受けて頂ければ、その袋も元の形に戻ってくれます。
    特に内側の滑膜という膜については傷ついても完全に元通りになる数少ない組織の一つです。
    なので、もしどこか「外れた」なんてことがありましたら、きちんと治せるところに通いましょうね。

    それでは良い一日を。

  • O脚と膝の変形

    O脚と膝の変形

    歳を取るとO脚になるの?とよく仰られます。
    個人差があるので一概にイエスとは言えませんし、全くならない人もいます。

    では何が原因でO脚になるのか。

    一番多いのは「膝の変形」です。
    膝関節を構成する骨は「大腿骨(だいたいこつ)」「脛骨(けいこつ)」「膝蓋骨(しつがいこつ)」と呼ばれる3つの骨です特に体重を支えるのは大腿骨と脛骨です。
    この大腿骨と脛骨の軟骨部分がすり減ってくることにより、痛みや歩行障害が生じることを「変形性膝関節症(OA)」といいます。

    Image
    両膝を前から撮ったX線画像。骨は白く、軟骨は黒く映るが、画像左(右膝)の内側の黒い隙間が狭くなっている。

    引用 Radiopeadia

    上の画像を見て頂ければ分かりますが、軟骨が減った状態です。
    この状態が続くと当然、左右の足のバランスが変わりますし、それに伴って筋肉の使い方も変わります。
    一番多いのが膝が”軽く”曲がった状態で歩く方。膝が伸びきってない状態ですね。

    この状態で歩くと筋肉が楽をしようとして、あるいは痛みを回避しようとして膝蓋骨が外を向いて歩きます。
    そうなると余計に歩行時に膝が伸びきらないようになります。
    終いには完全に膝が伸ばせないように固まってしまい、結果変形によるO脚が完成してしまいます。

    〇では膝が変形しないようにするには?

    遺伝的要素や習慣など色々ありますが、まずは「体重」に気をつけましょう。
    一般的にヒトの身体は二十歳位の体重が一番良いとされることが多いです。
    そこから10kgも20kgも増えている方は膝痛の原因となりやすいです。減らしましょう。

    あとは太腿前の筋肉を付ける事

    ふとももの前、大きい筋肉の事を「大腿四頭筋」といいます。
    こいつが歩いたり立ち上がったりする際に必要な筋肉なのですが、この力が無くなると踏ん張ることもできなくなります。
    逆に膝が痛いときにも、この筋肉を鍛えてやることで膝への負担を減らすことができます。

    〇トレーニングの方法は

    一番有名なやり方は「パテラセッティング」といいます。
    1.ベッドに仰向けとなり
    2.膝を伸ばし、膝裏にタオルか何かを挟み
    3.膝蓋骨とつま先が真っすぐ天井を向いた状態で

    4.「膝裏をベッドに押し付けるように力を入れる」

    これだけです。
    10秒ぐらい力を入れた後、力を一瞬抜いてすぐに10秒力を入れる。これを繰り返しましょう。
    できればつま先も頭の方へ向けるように力を入れてもらうとなお良し。

    膝痛にお悩みの方は一度お試しを。
    痛みを消したい、詳しいやり方を知りたいという方は是非一度ご相談ください。

    それでは良い一日を。

  • 膝部の打撲(症例報告)

    膝部の打撲(症例報告)

    先週末、地元の小学校での少年補導委員会のイベントがあり、
    1年~6年生のドッヂボール大会の進行役を務めさせていただきました。

    京都以外では少年補導委員会ってあんまりメジャーじゃないですよね…。
    体育振興会とか婦人会みたいなものだと思っていただければ良いのですが、知名度があんまりなかったり。

    で、参加人数がそこまで多くなかった為、急遽審判且つプレイヤーとしても参加してきたのですが
    靴を用意していなかったため、靴下で参加したところ滑る滑る。
    その状態で味方が打ち上げたボールをキャッチしようとしたところ、足元が滑ったためダイビングキャッチ。
    そして膝部の打撲。翌日に青タンが出来ました。

    プレー後の当日、立ち上がる際に痛みがあり、骨部の打撲ということで骨の剥離(剥がれる状態)になっていないか心配だったので、これ幸いと翌日にエコーで撮影したのが以下。自分のエコーなので著作権無視していいの楽。

    Image
    膝90度屈曲位長軸像。下の白いラインは骨であるが、赤丸の中央右、段差になっている部分から膝蓋骨。およびその上の黒い部分は膝蓋前滑液包。

    Rは右を示します。
    で左図の赤丸部分が打撲した部分。右図は同じ位置を示します。
    さて、画像を観察する人間としてはこの差異を見極めなければなりませんが、分かりますでしょうか?

    一番下の白いラインは骨を示します。
    ○部分の真ん中やや上位を左右比べると、左図に黒い部分があるのが分かるでしょうか?
    これは内出血を示します。
    一番下の白いラインも左右比べるとやや乱れているような状態に見えますが、ギリギリセーフといったところ。これは動画でないとちょっと分かりにくいですけどね。

    結論としては打撲、内出血だけで特に問題ない状態でしたので安心。
    この場合の最悪は「剥離(骨折)」、次点で「骨挫傷」という状態ですね。どちらも大丈夫でした。

    当院ではこういったエコーでの判断も行えます。
    捻挫などでどのぐらいの怪我か知りたいという場合でもご相談いただければと思います。

    それでは良い一日を。

  • 前鋸筋のトレーニング(弓道)

    前鋸筋のトレーニング(弓道)

    通勤途中の街路樹を見ていると色付いて紅葉が綺麗ですね。
    運転に集中していると中々風景に気付かない事が多いので、そういった小さな気付きを大切にしたいところ。
    京都は年中観光シーズンですが特に多い時期で人混みヤバそうと思ったりはしますが、最近あまり繁華街に行かないので現状メリットもデメリットも無いですね…。

    今日は何かトレーナー的な記事を書こうと思ったんですが、私の一番身近なスポーツというと弓道なのですよね…。
    時間で言うとバスケットボールしてた時間の方が長い筈なんですが。まぁ、そのうち書く感じで…。

    というわけで今回は弓道について。

    弓道において大切な動きとは?となると昇段審査で禅問答みたいなこと書かないといけないので割愛します。
    が、肉体的な動きの部分だけで見ると「肩甲骨」の動きは非常に大切になります。
    肩を上げる、引く、下ろす、という動作についてこの肩甲骨に付着する筋肉が上手く動作しないと弓は引けません。

    三角筋と前腕の筋だけでゴリラみたいな引き方する場合は分かりませんが…。

    肩甲骨をしっかりと固定しないとどこに飛ぶか分かったもんじゃありません。
    なので固定に必要な筋肉ですが、大事なのは”前鋸筋”と”広背筋”。
    三角筋なんかも大事ではあるのですが、前後で挟み込むこいつらが働かないと矢が前後にぶれます。

    特に前鋸筋(ぜんきょきん)。
    こいつを如何に自由に動かせるか、というのが大事ですね。

    Image
    前鋸筋・肋骨から肩甲骨内側に付着する筋。図としてはちょっと怪しい…。

    MSDマニュアル 家庭版

    よく弓を始めたての初心者が言われるのが「肩が抜けている」という言葉。
    当然、脱臼しているわけはなく、弓を引き絞った状態で肩甲骨が後ろに出っ張ったような状態を言います。
    これは前鋸筋が上手に働いていない状態であり、このまま矢が飛ぶと弦で顔や腕を打ち付けて酷い状態になったりも…。
    なので常に肩甲骨が肋骨に密着しているようなイメージで引き絞る必要があるのですね。

    〇具体的にどうするのか

    要は肩甲骨を押さえつける、腋(わき)の下の筋肉が働いているという感覚を身につける必要があります。
    なので、鍛えるというより使い方を覚えるというやり方になります。
    腕立てのように手を衝き四つ這いになった状態で、身体と床との距離を離すように両手を押し出す。という事をしてみましょう。押し出すときには肩甲骨が背中の中心から離れるようなイメージで。
    そうすると数センチではありますが肩が前に出るような感覚があると思います。
    その後、力を抜いて今度は床と身体が近づくように、あるいは肩甲骨同士が背骨の中心に近づくように力を入れる、あるいは抜いてみましょう。

    この動作を繰り返すことで肩を前に出す、力を抜くという時に脇の下あたりで筋肉が動いているな、という感覚が得られればOKです。慣れてきたら膝をつかずに同じ動作を行うと体重分の負荷が強くなります。

    この前に出す動作は弓構えの時点意識できると円相が綺麗に出来上がります。

    あとはその肩甲骨の位置を意識したまま引分けが出来るようになれば「肩が抜ける」ということはなくなるかと思います。
    この動きは投球動作をする人にも大切で、特に上記の「力を抜く」という事が出来れば肩甲骨の可動範囲が増え、怪我の予防にもつながります。
    肩甲骨剥がしなんてしなくても自由に動けば肩こりなんかもなくなります。
    トレーニングのやり方が分からない、という方はご相談いただければと思います。
    当院では治療だけでなくトレーニングも行いますよ~。

    それでは良い一日を。