京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

タグ: ストレッチ

  • 大腰筋という筋肉

    大腰筋という筋肉

    ここ数日で数人の方が同じような腰痛で来院されました。
    共通して原因と考えられた筋肉に「大腰筋」という筋肉がありました。
    腸骨筋と合わせて「腸腰筋」と呼ばれるインナーマッスルですが、今日はちょっと解剖の授業的に。

    大きな腰の筋、と書くように腰の前面に付着する筋肉になります。
    筋肉を覚える際には「起始」「停止」「作用」「支配神経」を列挙するのが作法?なので以下につらつら書きますが

    起始:第1腰椎(第12胸椎)~第5腰椎 椎体側面および肋骨突起(個人差有)
    停止:(大腿骨)小転子
    支配神経:腰神経叢の枝(L1~L4)
    作用:股関節の屈曲

    Image
    MSDマニュアル 家庭版 3Dモデル筋肉 より
    青い筋肉

    ここで大事なのは「股関節の屈曲」というところでしょうか。
    すなわち太腿をまっすぐ前に持ち上げる筋肉になります。

    ただ、こいつが上手く働いてくれないと足を上げる動作が上手くいきません。
    分かりやすいのが「ズボンや靴下をはくときに足が上がらない」というやつです。
    この動作には他にも縫工筋といった筋肉も補助してくるのですが、太腿を股関節より上に上げようとするときにはこの筋肉が必要になります。
    逆に言えば股関節屈曲が続いているとこの筋肉が収縮し続ける状態となって硬くなってしまいます。

    硬くなっているだけであれば揉みほぐしてやればよいのでは?
    と簡単なお話、の、筈なのですが…

    腰の筋肉、というと背中側を連想するのですが、こいつは「背骨のお腹側」についている筋肉です。
    さらに骨盤の前を通過しのち、股関節内側に付着するという、イメージしにくい筋肉です。
    上腕二頭筋とか下腿三頭筋といった目立つ筋肉はコレをほぐしてください!と言えば分かりやすいのですが、お腹の中の筋肉なので触りにくい&触っても本当にコレがそうなのか?となりやすいのですよね。

    なのでストレッチしましょう。とよく書かれるわけです。

    一番簡単なのはベッドに仰向けに寝た状態で、ベッド端に寄り、片足だけを出してだらんと垂らしてやる状態ですね。
    60秒程度垂らしてやれば足の自重である程度伸びてくれるはずです。
    あるいは同じく仰向けで、ストレッチしない方の足を片足だけ抱きかかえて反対側の足が浮き上がらないようにする。というもの。これだと床の布団の上でも可能です。

    ただ、どちらも力を抜く、という事が難しい人にとっては難しい…。
    Youtubeとかで自分に合ったやり方を探してもらうのも良いですし、手っ取り早いのはやはり他人に任せましょう(笑)
    当院でもストレッチを含めた治療を行っております。

    注意なのは単に腰痛だからこれをやればよいというものではありません。
    腰痛が出た場合はまずは専門家にみてもらいましょうね。

    それでは良い一日を。

  • テニス肘・ゴルフ肘・野球肘?

    テニス肘・ゴルフ肘・野球肘?

    「テニス肘ですね」と言われたことがある皆さん、ちゃんと治ってますか?

    今回は接骨院的な肘の内側、外側の骨の部分が痛いといった症状をお持ちでお悩みの方への内容です。

    接骨院に来られる疾患の中でも比較的多いこの外傷。
    外傷の名前としては「外側上顆炎・内側上顆炎」といった名称となります。

    要は「肘の内側、外側の出っ張った骨の部分が痛い」という症状のケガになります。

    炎症が出てるので当然痛みが出るのですが、日常手首を使う仕事の方に多い疾患です。
    また、ラケットスポーツや野球、ゴルフなどボールを打つ、打ち返すといったスポーツでもよく起こる疾患になります。

    因みにテニス肘やゴルフ肘と言いますが、起こってることはほとんどが全部同じです。
    野球肘は…ちょっと種類があるので今回は割愛。整形外科さんで外側・内側上顆炎と診断名が付いていれば今回の内容に当てはまります。

    何が起きているのか?

    筋肉が付いている骨の部分に負荷がたくさんかかることで骨あるいはその周囲で炎症を起こしている。

    という状態となります。
    こいつが厄介なのは第一の処置が「安静」というところです。動かすなという事です。

    ただ、仕事でそうなった、試合前で休めない、なんて方々に「休め」とは中々言い辛いところがあります。
    十分に安静にしていれば炎症は比較的すぐ収まるのですが、長く続けば続くほど痛みが引きにくくなります。
    特にビジネスパーソンと呼ばれる方々は少しぐらいの痛みだと後回しにしがちなんですが、後回しにすればするほど完治まで時間がかかることに…30~40代の年齢以降で若い時と同じ期間で治ると思ってはいけません。

    となるとなるべく動かさないように、動かしても負担がかからないようにしてやる必要があります。

    当院では電気により炎症および痛みを抑え、手技により負荷がかかっている部分へのバランスを整えます。
    その上で日常に使えるテーピングの方法などをお教えします。

    自宅でできることには何がある?と言われますと…ストレッチが一番効果的かと思います。

    私の腕です。血管浮きまくりです。

    Dsc 2707

    上の写真は肘の内側が痛いときのストレッチです。
    1.肘をまっすぐ伸ばして
    2.手のひらをできる限り上に向け
    3.もう片方の手で手の甲側へ反らす。

    これで内側の筋肉を伸ばすことができます。
    ちなみにストレッチは痛くない程度で、20秒ほどゆっくり数えてください。

    次の写真が肘の外側が痛いとき

    Dsc 2711

    これも
    1.肘をまっすぐ伸ばして
    2.手のひらを外に向けて
    3.反対の手で手のひら側に曲げる

    これも同じく痛くない程度で20秒程ゆっくりと伸ばしてあげましょう。
    注意点としてどちらも

    肘を曲げないこと

    ですね。
    ただどちらも手首に痛みがあったりすると難しくなるので、その時は専門家に任せましょう。
    また、これも写真のやり方が正しくできているか、という所もあるのでやはり専門家に一度正しいやり方を実地で教えてもらうのが一番ですね。
    間違ったやり方では何の効果も得られません。

    なにより早期に治療することが外側、内側上顆炎の治療の近道です。
    それでは 良い週末を。