昨日は小学校の終業式だったようで子どもらが早めに下校してました。…え?もう夏休み?
教員時代、学生が夏休みでも出勤してましたが気分はちょっと楽でした。資料作るだけで一日終わってましたし。小学校の先生もそうなんでしょうかね?
さて、そんな資料やら何やらでPC作業がどの仕事でも必須な現在、VDT(Visual Display Terminals)症候群なんて言葉もできて久しいです。
そして長時間画面を見続ける作業によりよく生じるのがドライアイ
涙というものは単なる水ではなく適度に油分を含んでいて粘度があります。
それが目の表面を覆うことで角膜が渇くことを防いでくれています。
涙腺と呼ばれる眼窩の外上方にある分泌腺から1日2~3ml程度産生されていますが、これが角膜上で留まってくれない状態をドライアイと言います。
原因としては涙の産生量自体が少ない、涙の質が悪いという涙の問題のパターン
あるいは角膜上皮の異常、まぶたが上手く動作しない、コンタクト装着により瞬きの減少など涙器の問題が挙げられます。
正確な診断基準は目に染色液を投与し、開眼5秒以下で染色部分が無い部分が出来ると異常、かつ自覚症状があるものとされます。
結構自覚がない人は多いですが、10秒開眼できなければ可能性があると思って頂いて良いかと思います。良くはないですが。
眼科さんでは目薬の処方という形で終わることが殆どかと思いますが、やはり自己治癒力を上げて回復させていきたいところです。
特に目薬であまり改善が感じられないといった場合に鍼灸が有効なことは多いです。
目のゴロゴロ感、まぶしさなどでお困りの場合は一度ご相談いただければと思います。
よく使われるツボとしては攅竹、太陽、晴明、風池といったところでしょうか。
特に風池というツボ。

・後頭部の一番出っ張った部分から下にずらし凹む部分
・耳の後ろにある骨のところ
上の2点を結んで外1/3の所にある凹んだ部分ですね。
自分の親指を凹みに沿わせて反対の眼に向かって押す感じ。
頭にズンと響くような感じで押せると良いかもしれません。
それでは良い週末を。