京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

タグ: 鼻水

  • 鼻水と東洋医学

    鼻水と東洋医学

    Image

    SNSで動画見てたら小児の鼻うがいの動画が出てきて、あれだけ鼻水一掃できたら気持ちよさそうだな、と。
    鼻づまりで副鼻腔炎なんて起こすと痛みでそれどころではないでしょうけど。
    というわけで今日は鼻水について

    鼻水が多い状態を中医学的には鼻流涕と書きます。
    基本的には風邪(ふうじゃ)系の外邪によるもの、体内からの熱によるもの、肺気虚や腎気虚などの気虚によるものなどが考えられます。

    鼻水の性状によって原因が何によるものかある程度把握できるのですが

    ・白色で薄く、多量な場合は「寒」や「気虚」によるものが多く
    ・黄色で粘稠なものは熱証によるもの
    ・黄色少量で鼻腔にへばりつくようなものは燥によるもの。
    ・黄色粘稠~膿状で多量となるものは湿熱によるもの

    といった形に。
    これだけ書かれてもよく分からないと思いますが、基本、熱によるものは「黄色く」
    虚証によるものは「無色の水っぽい」ものが表れやすいです。

    「熱」によるものは風邪(かぜ)によるもの、というのは分かりやすいのですが、注意したいのは「湿熱」と呼ばれる場合によるもの。
    これは 脂濃いものや甘いものの食べ過ぎ アルコールの常飲 などでも生じるので鼻炎などが生じやすい人は食物に気を付ける、という事も意識しても良いかもしれません。

    蓄膿はどちらかというと熱証によるものが多いと考えられるのですが、たまに蓄膿起こしてる時に辛い物を食べたら全部出て行った、というエピソードを読んだりもします。
    あれも五行的には結構簡単に説明できて面白かったりします。

    前提として陰陽五行説的に
    ・「肺」は「鼻」と関連がある臓腑である。
    ・「肺」は木火土金水では「金」にあたる。
    ・「金」は味覚としては「辛」。
    ・また、「肺」の働きとして不要な水分を「外へ出す」という働きがある。
    というものを理解した上で
    肺の働きが弱っており、外へ出す力が弱っていて蓄膿が生じているとして
    「辛」いものを取り入れる事で「肺」の働きを活発化させ、不要物を外へ出す力が強く働く、と考えられるのですよね。
    ただ、原因となるものをどうこうしているわけでは無いので再発の可能性が高いですが。

    鼻水でも「虚証」によるものは慢性的な咳、虚弱により肺の気が不足、脾気虚によって肺を栄養できずに生じます。
    あるいは高齢、房事過度による腎気の不足などによっても生じます。
    この場合は気を充足させるような何かを行う必要があります。手っ取り早いのはやはり「お灸」でしょうか。

    お灸をどこにするべきか、というのはやはり実地によるものが一番なので気になる方はご連絡を。
    それでは良い一日を。