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たかのめ はり灸治療院 接骨院

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  • 秋の五行論

    秋の五行論

    明日はちょっと休診させていただきます。なので明日のコラムはちょっとお休みです。

    そして9月に入りました。というか8月も連載やり切りましたね。頑張りました。
    そろそろ毎日(診療日)更新を止めても良いかな、と思いつつせっかく続けているのを止めるのも何か勿体ないなとも思ってるのでもう少し頑張ってみましょうか。誰が読んでるのか知りませんが。ちょっとした内容が誰かのどこかに引っかかってくれれば幸いです。

    さて、長月、菊月、紅葉月と色々異称のある9月ですが陰陽五行論に当てはめると「金」気に当てはまる季節となります。

    金の気に該当する臓器は「肺」「大腸」となります。即ちこれらに負担がかかる、また病に注意しなさいと云われます。
    自然の気としては「燥」、字の通り乾燥する季節でもあります。
    乾燥と冷えにより肺の機能が低下し、呼吸器系のトラブルや、肺の機能が担う津液(体液)の散布が滞り、皮膚や髪の乾燥、喉の不調などが現れます

    乾燥による咳は麦門冬湯。
    痰が絡むような状態であれば麻杏甘石湯。
    気が阻害され肺気虚となるなら補中益気湯。

    いずれかが漢方としては扱われます。
    また肺経のツボとしては尺沢(しゃくたく)、太淵(たいえん)が有名処ですね。
    千年灸やペットボトルにお湯を入れて温めてあげる、なんてのも良いですね。

    by 図説東洋医学 経穴編(学研)
    何で学研が出してたのかちょっとよく分からん本。絶版本。

    少しずつ涼しくなってきている…ような気がしますので季節の変わり目、体調変化に気を付けましょう。
    季節の変わり目の体調不良には鍼灸治療が有効です。
    気になるという方はお気軽にご相談ください。
    それでは良い一日を。