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    脂肪燃焼は20分から~は嘘?

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    知識アップデート回。
    有酸素運動は20分以上しないと効果ない的なやつも今では嘘と相成りました。
    何が嘘だったかと言うと「20分以上運動しないと脂肪は燃焼し始めない」というやつ。
    そないなことないでー、10分の運動でも最初から脂肪は燃焼し始めまっせ、という事です。
    今では30分の運動1回でなくても10分の運動を3回行っても良いよという事になっています。

    なんでそんな事になったのか

    まず運動、というかヒトは生きているだけでエネルギー(ATP)を消費します。
    運動する際にも当然消費しますが、まず筋に含まれる糖から作り出されたATPが消費され、続いて脂肪から作り出したATPが消費されると考えられていました。

    まず何故そんな事が分かるの?というと口から吐く息の酸素消費量を調べるわけです。
    この時、糖が消費された場合と、脂肪から酸素が消費された場合の消費量に差があり、それを計算式として出した際にどっちの消費量が多いね、というのは昔から分かっていました。
    その中で、大体20分ぐらいからエネルギーの供給割合として糖の消費より脂肪消費の割合のが多くなる事が多い、という話があったわけです。
    ただ、この事が大衆向けに訳された際に独り歩きして「最初は糖しか利用しない」「糖を使い切ってから脂肪燃焼が始まる」といった嘘が一般化されてしまったわけですね。最初の論文は最初から嘘ついてない。

    ちなみに私はこの酸素消費量の実験の被験者を大学の生理学実習の際にやり、トレッドミル(ランニングマシーン)で目一杯走らされました。終わった時には倒れ込みました。
    無事、脂肪燃焼と糖の消費の逆転層を(10分ちょいで)出せたので良かったですが、同じく走った同期はそこに行くまでにギブアップしてました。吸気と呼気を調べる都合、マスクで口鼻を完全に覆って全力疾走させられるのでしんどいんですよ。

    で、間違いとしては「20分経過しても糖の消費はある。」「最初から脂肪は燃焼している」部分ですね。
    ただし、消費の割合的に20分ぐらいから脂肪の方が多くなるというのは間違ってないです。あくまで割合。

    さらに言うと安静時の消費は「脂肪」がメインです。
    その安静時の脂肪の燃焼量を増やそうと思うと高強度の運動 (サーキットトレーニングなど)を行うと良いとされます。
    EPOC(運動後過剰酸素消費量)、オーバーバーンというやつです。
    その辺はダイエットの話になるのでまた機会があれば。

    なので短い時間でも運動しましょうねというオチ。
    それでは良い一日を。