日曜と月曜の京都は久しぶりに雪が積もりました。
出勤時、身内に注意されつつも「大通りならいけるやろ!」と高を括った結果、通常30分ぐらいのところを1時間半かけて全身筋肉痛になる位緊張し、時折ドリフトしながらバイクを走らせてきました。
途中、隣に止まったバイクのおじさんと「帰った方がええかなぁ…」「ちょっと後悔してますわー」と会話したり、信号待ちで互いに顔を見合わせて首を傾げて笑ったりしてました。
あと当院の前は坂なんですが、ギュルギュルいわしながら車が登ってきて、よくもまぁ事故らんなと。まぁ、ヒトの事言えた立場で無いんですが。
さて、そんな雪の日に多いのは転倒事故です。
転倒して打撲程度で済めばよいのですが、やはり怖いのは骨折。
特に雪に関わらず転倒時に多い骨折として挙げられるのが「Colles(コーレス)骨折」「大腿骨頸部骨折」と呼ばれるもの。
Colles(コーレス)骨折
日本語で「橈骨(とうこつ)遠位端部骨折」と言います。
前腕、というと分かりにくいかもしれませんが、肘から先、手首までには2本の骨があります。
そのうち、手首に近いところで太くなっている骨を「橈骨(とうこつ)と呼びます。
この骨が手関節から1~2cmのところで折れるものをColles骨折と呼びます。
整形外科だけでなく、当院でも治療できるので来ていただければ良い疾患となります。

この骨は手を衝いたときに全体重がかかると簡単に折れるんですよね。
私も小学生時に折りました。2回の骨折経験のうちの1回です。
骨がズレていれば(転位)、元の位置に戻して(整復)固定すれば正しく治ります。
アキレス腱断裂とかよりも骨は比較的簡単にくっつくので予後は良いです。
大腿骨頸部(けいぶ)骨折
こちらは歩行不能となるので重大な事故となります。
基本的に手術です。若い人で手術せずに絶対安静で保存療法…ということも昔はあったそうですが…今では聞いたこと無いですね。
皆さんのお尻の横あたりに骨が出っ張った部分があると思いますが、これが大腿骨(の大転子)という骨です。
出っ張っている…というのはそれだけ外部に接触しやすい、ということなので転倒するとここを打ち付ける事が多いんですね。さらに構造上、細い部分(頸部)に斜めに力が加わることで高確率で折れてしまう…という部位になります。骨粗鬆症ならなおさらです。
最近では即日手術し、次の日から歩行訓練をするのが通常です。
横になっている時間が長ければ長いほど筋肉の衰えが顕著に出てしまいます。
なのでどれだけ短い時間で動けるようになるか、というのが病院でも大事なところになるようです。
こちらは骨折ですが当院では扱えません…。手術or入院(3か月)とかになります。
退院後のリハビリ(後療)はできますので、医師に相談の上、ご来院ください。
骨折は治った後のリハビリが大切です。
ギプス外しておしまいではないのを注意しましょう。
それでは良い一日を。
