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たかのめ はり灸治療院 接骨院

タグ: 膝痛

  • O脚と膝の変形

    O脚と膝の変形

    歳を取るとO脚になるの?とよく仰られます。
    個人差があるので一概にイエスとは言えませんし、全くならない人もいます。

    では何が原因でO脚になるのか。

    一番多いのは「膝の変形」です。
    膝関節を構成する骨は「大腿骨(だいたいこつ)」「脛骨(けいこつ)」「膝蓋骨(しつがいこつ)」と呼ばれる3つの骨です特に体重を支えるのは大腿骨と脛骨です。
    この大腿骨と脛骨の軟骨部分がすり減ってくることにより、痛みや歩行障害が生じることを「変形性膝関節症(OA)」といいます。

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    両膝を前から撮ったX線画像。骨は白く、軟骨は黒く映るが、画像左(右膝)の内側の黒い隙間が狭くなっている。

    引用 Radiopeadia

    上の画像を見て頂ければ分かりますが、軟骨が減った状態です。
    この状態が続くと当然、左右の足のバランスが変わりますし、それに伴って筋肉の使い方も変わります。
    一番多いのが膝が”軽く”曲がった状態で歩く方。膝が伸びきってない状態ですね。

    この状態で歩くと筋肉が楽をしようとして、あるいは痛みを回避しようとして膝蓋骨が外を向いて歩きます。
    そうなると余計に歩行時に膝が伸びきらないようになります。
    終いには完全に膝が伸ばせないように固まってしまい、結果変形によるO脚が完成してしまいます。

    〇では膝が変形しないようにするには?

    遺伝的要素や習慣など色々ありますが、まずは「体重」に気をつけましょう。
    一般的にヒトの身体は二十歳位の体重が一番良いとされることが多いです。
    そこから10kgも20kgも増えている方は膝痛の原因となりやすいです。減らしましょう。

    あとは太腿前の筋肉を付ける事

    ふとももの前、大きい筋肉の事を「大腿四頭筋」といいます。
    こいつが歩いたり立ち上がったりする際に必要な筋肉なのですが、この力が無くなると踏ん張ることもできなくなります。
    逆に膝が痛いときにも、この筋肉を鍛えてやることで膝への負担を減らすことができます。

    〇トレーニングの方法は

    一番有名なやり方は「パテラセッティング」といいます。
    1.ベッドに仰向けとなり
    2.膝を伸ばし、膝裏にタオルか何かを挟み
    3.膝蓋骨とつま先が真っすぐ天井を向いた状態で

    4.「膝裏をベッドに押し付けるように力を入れる」

    これだけです。
    10秒ぐらい力を入れた後、力を一瞬抜いてすぐに10秒力を入れる。これを繰り返しましょう。
    できればつま先も頭の方へ向けるように力を入れてもらうとなお良し。

    膝痛にお悩みの方は一度お試しを。
    痛みを消したい、詳しいやり方を知りたいという方は是非一度ご相談ください。

    それでは良い一日を。

  • 色々な膝痛

    色々な膝痛

    やはり雨が降ると気温が下がって楽ですね。夜の過ごしやすさが段違いです。
    昼間の散歩はまだちょっと無理そうですが…

    歩いていて膝が痛い、となると外出を控えるという方も多いかもしれません。
    しかし、人間歩かないと下肢の筋力がどんどん落ちてしまいます。
    そして筋力が落ちると安定性が減るため、余計に痛みが出てくるという悪循環。

    そうならないように痛みは初期のうちに取ってしまうのが正解です。

    ただ、その膝痛がどこから来るのか、というのはきちんと検査しておきましょう。
    変形なのか、水腫なのか、半月板が減っているのか、etc…

    もし既に痛みで外出が難しいという場合、当院では往診を行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

    さて、何が起こっているのかという所について少々。

    ○変形による膝痛

     ご高齢の方々には一番多い膝痛であるとは思います。病名としては「変形性膝関節症(OA)」。これと後述の水腫が併発していることが多いですね。
     一般的に多いのは膝の内側の骨が変形によって、膝が外を向いてしまっている状態。こういった膝を「内反膝」俗に「O脚」といいます。
    こうなってしまうと股関節自体も外へ向いてしまい、太腿の筋肉が正常に作用しなくなり筋力の低下がみられます。
     こうなるとアライメントと言って、膝全体のバランスが崩れ、余計なところに負荷がかかって痛みがでてきてしまいます。
     変形自体を修正することは手術以外では出来ません。
    ですので手術しなくても良いように、正常な歩き方に戻すような治療を行っていきます。

    ○水腫による膝痛

     膝の中は「関節液」という潤滑油となる液体で満たされています。
    しかし、膝を包む袋や、先ほどの骨の変形などにより膝の内側が傷ついてしまうとこの関節液が増えてしまいます。
     こうなると膝の袋(関節包)の中が水でパンパンに満たされてしまい、膝を曲げ伸ばしするのも難しくなります。また、増えた水が周囲を圧迫してしまうことで痛みが発生します。
     整形外科では即注射で余計な水分を抜いてしまいますが、その際、膝の内側を傷つけてしまうので再度水が増える原因を作ってしまいます。ですので、できるだけ注射による治療は避けたいところ。よく「膝に水が溜まると癖になる」というのはこういった理由ですね。
     膝周径を測って左右で2cm以上差があれば注射の方が早いですが、それ以下なら包帯で包み込むことによって自分で吸収する力を補助してやるのが一番です。あと膝へのお灸が良いですね。昔ながらではありますが、水分の吸収力を高めてくれます。位置は後述。

    ○半月板損傷による膝痛

     よくいう「軟骨がすり減る」というのと同意義で良いかと思います。
    半月板や軟骨には「ほぼ」痛覚が無いので内側がすり減ったところで痛みはありません。が、クッションとなっているものなので、これがすり減って無くなってしまうと骨と骨が直接ぶつかってしまい、骨の軟骨部分がすり減ります。結果、骨の硬い部分がこすれ合う状態となり痛みが出てきます。ここまでなってしまうと手術となってしまうことが多いです。

    Image

    by Radiopeadeia
    海外の画像診断まとめサイトから。様々な症例があって非常に勉強になる。

    右のが正常、左が変形のレントゲン像になります。
    右の黄色いマークの間部分が軟骨(+半月板)の位置になります。半月板も骨の軟骨もレントゲンには映りませんので、骨が浮いているようなレントゲン像になります。
    左の写真の矢印位置は黒い部分の厚みが左右で違いますね。写真右側(内側)が完全に減ってしまっている状態です。こうなると痛みが出ます。これは先述の変形も併発しています。

     こういった場合に自宅でできる事となると前側太腿の「筋トレ」が一番良いかと思います。
    膝下にタオルか何かを入れた状態で仰向けに寝ます。その状態で膝をタオルに押し付けるようにすると前の太腿(大腿四頭筋)に力が入ります。全力での押し付け10秒、リラックス3秒を繰り返し行うことで四頭筋が鍛えられると歩くのが楽になります。

     また、お灸でいうと「内膝眼(ないしつがん)、外膝眼(がいしつがん)」というツボに行うと良いです。市販されている千年灸などで良いので膝のお皿(膝蓋骨)の下側の左右の凹み。ここに何壮か据えてやると良いですね。

    最初はどうしてもトレーニングの仕方が分からなかったり、場所が分からなかったりしますので来院していただければ正確な方法、位置をお教えいたします。お気軽にご相談ください。

    それでは良い一日を。

  • 靴の踵

    靴の踵

    アクセス履歴を見ているとポーランドとイギリスとフランスからの閲覧が…
    最近だとサイト翻訳が優秀なのでコラム読んでもらった可能性がゼロではないですが…来院いただけるならせめて英語にして…仏語とかポーランド語とか無理です。

    そしてイギリスとかで私らの仕事と関わりあるところと言えば…靴でしょうか…?
    紳士の国ですが「王様の仕立て屋」でもある通りヨーロッパでは革靴文化の本場です。

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    by王様の仕立て屋 ~サルト・フィニート~

    スーツを知ろうと思ったらこの漫画は外せません。全部でシリーズ70巻ぐらいありますが…
    けど日本の革靴文化…というか日本で革靴ってどう頑張っても水虫との戦いですよ。

    ドイツではフレスレーガー(足病医)というフットケア専門のドクターが居られますが、日本ではあまり浸透してませんし。

    ところで皆さんはちゃんと靴、履いてますか?
    踵の部分を履き潰したりしていませんか?

    HPでは宣伝していませんが、私はフットケアやペディキュアテクニシャンの資格も取得しています。
    そんなわけで歩いていて足が痛い、膝が痛い等があるときに必ず見るべきなのが『靴』

    よく踵の部分が傾いてすり減っているとかは他の整骨院さんなんかでも見ておられますし、私も見るのですが、『履き口』なんかを見てもらえると面白いですね。

    要は足が入るところですね。
    靴を履いている方は一度脱いで『履き口』の形を見てみてください。

    きれいな楕円形をしていますか?

    特に「ヒールカウンター」と呼ばれる踵の部分から靴の舌と呼ばれる「タン」の部分。
    というわけでフリー素材から拾ってきましたがひょっとするとAI画像かもしれないのでそこはご容赦。
    ただこの履き口を見てもらうと…

    Image

    左の靴の履き口が大きく内側に広がっています。
    また右の靴は逆に内側が凹んでいるような形です。

    これが何を示すかというと…
    おそらく左足は回内足と呼ばれる状態で、歩行時に大きく捻じるような踵の動きをしているはずです。

    右足はそこまで捻じれてはいないように思いますが、内側全体ではなく舟状骨の辺りで膨れているため偏平足気味のところがあるかもしれません。

    といった形で履き口からその人の癖のようなものを見つけることが出来たりします。
    特に革靴なんかは著明に出てくるので面白いですね。
    最近は靴の裏が減りにくい靴もあるのでこういった部分を見るのも大事だったりします。

    そういった患者様には足のアライメント調整や足底板の処方を行ったりします。
    変な癖を治すことで膝、股関節の痛みは結構簡単に変化しますので。

    何より歩くことは大切ですからね。
    それでは良い週末を。