歳を取るとO脚になるの?とよく仰られます。
個人差があるので一概にイエスとは言えませんし、全くならない人もいます。
では何が原因でO脚になるのか。
一番多いのは「膝の変形」です。
膝関節を構成する骨は「大腿骨(だいたいこつ)」「脛骨(けいこつ)」「膝蓋骨(しつがいこつ)」と呼ばれる3つの骨です特に体重を支えるのは大腿骨と脛骨です。
この大腿骨と脛骨の軟骨部分がすり減ってくることにより、痛みや歩行障害が生じることを「変形性膝関節症(OA)」といいます。
両膝を前から撮ったX線画像。骨は白く、軟骨は黒く映るが、画像左(右膝)の内側の黒い隙間が狭くなっている。
上の画像を見て頂ければ分かりますが、軟骨が減った状態です。
この状態が続くと当然、左右の足のバランスが変わりますし、それに伴って筋肉の使い方も変わります。
一番多いのが膝が”軽く”曲がった状態で歩く方。膝が伸びきってない状態ですね。
この状態で歩くと筋肉が楽をしようとして、あるいは痛みを回避しようとして膝蓋骨が外を向いて歩きます。
そうなると余計に歩行時に膝が伸びきらないようになります。
終いには完全に膝が伸ばせないように固まってしまい、結果変形によるO脚が完成してしまいます。
〇では膝が変形しないようにするには?
遺伝的要素や習慣など色々ありますが、まずは「体重」に気をつけましょう。
一般的にヒトの身体は二十歳位の体重が一番良いとされることが多いです。
そこから10kgも20kgも増えている方は膝痛の原因となりやすいです。減らしましょう。
あとは太腿前の筋肉を付ける事
ふとももの前、大きい筋肉の事を「大腿四頭筋」といいます。
こいつが歩いたり立ち上がったりする際に必要な筋肉なのですが、この力が無くなると踏ん張ることもできなくなります。
逆に膝が痛いときにも、この筋肉を鍛えてやることで膝への負担を減らすことができます。
〇トレーニングの方法は
一番有名なやり方は「パテラセッティング」といいます。
1.ベッドに仰向けとなり
2.膝を伸ばし、膝裏にタオルか何かを挟み
3.膝蓋骨とつま先が真っすぐ天井を向いた状態で
4.「膝裏をベッドに押し付けるように力を入れる」
これだけです。
10秒ぐらい力を入れた後、力を一瞬抜いてすぐに10秒力を入れる。これを繰り返しましょう。
できればつま先も頭の方へ向けるように力を入れてもらうとなお良し。
膝痛にお悩みの方は一度お試しを。
痛みを消したい、詳しいやり方を知りたいという方は是非一度ご相談ください。
それでは良い一日を。





