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たかのめ はり灸治療院 接骨院

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  • 眼瞼下垂への鍼

    眼瞼下垂への鍼

    ナザール

    写真はナザールというトルコのお守りです。
    邪視(悪意を持つ視線、呪い)から身を守ると言われています。
    古代から人は視線に魔術的な要素を見出してきました。
    特に日本人は人の目を見続けるってのが苦手であると云われていますが、この辺りのところもあるのかもしれませんね。目目連てな妖怪もいますし。
    この辺りの目の伝承についてはまた別件で書きましょう。
    小生、妖怪とか魔眼とか伝承物が大好物です。

    さて、そんな視線を遮る、「眼瞼下垂」。
    美容を気にしているとまぶたが下りている人を見ると気になるようです。
    特に数年前に某関西の女優(歌手?)とか某フリーアナウンサーの手術で有名になったやつです。特に昼のワイドショーに出ているフリーアナウンサーの方は印象がガラリと変わりました。
    違和感が強いということで最近では某タレントが切らない眼瞼下垂手術に満足しているという記事がありました。

    眼瞼下垂自体は加齢とともに眼を閉じる筋肉が弱ってくることにより生じるもの、あるいはまぶたと筋を繋いでいる挙筋腱膜が緩む、剥がれかけているものなどが多いです。
    あるいはまぶた自体が弛んできてしまっているものですね。

    病気によるものもありますが、こちらは神経から、あるいは筋肉自体が作用しなくなって垂れてくる形になります。上眼瞼挙筋(動眼神経)およびミュラー筋(交感神経)の障害ですね。

    東洋医学、というより中医学的には「上胞下垂」という言い方になります。

    以前から幾度か書いていますが、眼自体は「肝」の支配を受ける形になります。
    が、眼自体もさらに五行に分けられます。その中で「瞼(まぶた)」は「脾」にあたります。

    つまりは「気」が大きく原因に関わります。
    「自然に目が閉じるは虚」とも書かれたりしますので、脾気虚弱による気虚あるいは気滞血瘀が主な形になるかと思います。

    気虚型であれば、力なく瞼が垂れる、倦怠感、息切れといった全身症状などが同時にあるでしょうし、
    気滞血瘀型であれば顔面神経麻痺の既往や鈍痛、しびれなども伴うかもしれません。

    となると脾・あるいは気虚に対する治療となります。
    ツボとしては 陽白・上明・魚尾・翳明などで経気を巡らせて脾兪腎兪足三里合谷などで補気あるいは太衝血海などで血を巡らすような取穴でしょうか。
    攅竹・四白・客主人・曲差など眼周囲への鍼、曲池・解谿・三陰交への灸なども良さそうです。

    今回もあまりお知らせできる経穴はあまりありませんが、上記の
    曲池=肘を曲げた時に外側にできるシワの端
    解谿=内くるぶしと外くるぶしを結んだ中心(足首前)
    三陰交=内くるぶしから指三本分上の骨のきわ
    などへの灸は良いかもしれません。これだけで改善するとは言えませんが。

    それでは良い一日を。