京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

タグ: 不眠

  • 鍼灸と不眠

    鍼灸と不眠

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    先週は怪我の記事が多かったので今週はまた東洋医学系の話を。

    眼に関わるところで…と書こうと思ったのですが、私の考えとして眼を治すのに必要なものとして「睡眠」が必要である…というかどんな疾患でも身体の回復にはやはり睡眠が必要です。
    ただ、その睡眠がとれないという方々も多くいらっしゃいます。

    不眠とは
    入眠障害(寝つきが悪い)
    熟眠障害(眠りが浅く途中で何度も目が覚める)
    早朝覚醒(早朝に目覚めて二度寝ができない)
    全く眠れない
    などの睡眠問題を抱える状態をいいますが、特に診断基準としては

    「1. 夜間の不眠が続き」
    「2. 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する」

    これらが認められた時に診断されるそうです。

    不眠症(厚生労働省)
    https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-02-001

    リンク先にも書いてありますが睡眠時間には個人差があります。
    一般的には6~8時間程度ですが、3.4時間で済むショートスリーパーの方もいれば、10時間寝ないと済まないロングスリーパーの方もおられます。

    一日1時間睡眠だけで生きているみたいな自称ショートスリーパーみたいな方も居られますが…あれは風呂で寝てますよね…

    なので「人が言っているから」という理由で自分もショートスリープが良い!と信じ込むのは止めておきましょうね。
    ヒトはイルカじゃないので片脳ずつ休む(半球睡眠)なんて器用な真似はできません。
    片目を瞑る(つむる)ことで眼からの情報をシャットアウトすることで多少休ませることはできるかもしれませんが。

    因みに「眠」の漢字は目に針をぶっ刺した状態からくる象形文字だそうです。怖…。
    「民」自体、道理が見えておらず支配下に置かれる人々みたいな意味だそうで「眠」には「眼を閉じて見えていない」という意味も持つそうです。閑話休題。

    逆にどこでも眠気があり寝てしまうのは「嗜睡(しすい)」と言い、また別…でもないか、同じように治療します。

    さて、東洋医学的に不眠の状態は精神的に不安定な場合が多いとされます。
    臓腑の陰陽平衡の失調により心神不安などによるものと言われます。
    ですので不眠だけで治療するよりもその他に出ている症状とともに治療することが多いです。

    簡単には4つに分類
    痰熱(食べ過ぎ、寝る前の食事等)、肝火(抑うつ、激怒)、心脾両虚(心労、労倦)、心腎不交(房事過多、長患い)

    痰熱とは→体内に余計な熱が溜まっている状態。黄色い痰などがみられる。
    肝火とは→五臓の『肝』が亢進すると肝の気である『火』が燃え上がりすぎて頭に昇ってきてしまう状態。
    心脾両虚→過労、考えすぎなどで『気』を使いすぎた結果、『心』と『脾』が両方弱ってしまう状態。
    心腎不交→長期の病気や房事(性生活)のし過ぎで『気』を使いすぎた結果、『腎』が弱り、五行相克である『心』が強くなりすぎた結果、心と腎のバランスが崩れてしまった要る状態。

    当院ではこれらそれぞれを対応するように鍼灸で治療していきます。
    と言うだけではアレなので、ツボの紹介。

    その名の通りの『安眠穴』、さらに『失眠』というツボがあります。

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    失眠穴は踵の中央。ここにお灸を感じられるまで据えます。熱さを感じない時は1壮だけでなく、2壮3壮…場合によっては10壮ぐらい据えたりすることもあります。

    安眠穴…これはちょっと文献によって穴の位置が様々で…
    一般の方へは耳の後ろの出っ張った骨の後ろをゆっくり押してくださいと言えば良いのですが、同業者へ説明しようとすると「翳風、風池の中点」「翳風、翳明の中点」、「翳明、風池の中点」と様々です。まぁ、大体一緒です。

    相変わらず長文になるな…ここまで読んでくださってありがとうございます。
    それではよい一日を。

  • 不眠と鍼灸

    梅雨の晴れ間。
    さらに昨晩はストロベリームーンということで曇ってはいましたが煌々とした夜でした。

    ただ満月の夜は気持ちが昂ったりすることも多く寝付きにくいという方も居られるようです。

    さて、そんな寝付きにくい、中々寝れないというお悩みを持った方も居られると思います。
    そんな不眠の症状について東洋医学的になるべく簡潔に説明してみます。

    不眠という症状は
    寝付きにくい、寝ても目覚めやすい、熟睡できない…といったものがよくみられます。

    基本的には不安やイライラなどにより体の中の「気」や「血」といったナニかを消費することにより、『心』が養えない。という言い方になります。
    じゃ、「流れている血が少ないの?」という考えになりそうなのですが、

    東洋医学でいう「血」と西洋医学でいう「血」は少しばかり意味合いが違ったりします。

    こんな時こそAIに要約してもらいましょう。

    東洋医学の「血」は西洋医学の血液よりも広い概念で、体内の栄養供給と潤い、生命活動の維持を担う重要な要素です。一方、西洋医学の血液は、細胞や組織を巡る物質、血液成分を指します
    by Google検索AI

    ちなみに『心』も同じ様に、一般的な『心臓』とは少し違った意味を持ち、血を送り出すだけではなく「精神を安定させる」といった役目があります。(心は神志を司る)

    「気」は…あんまり一般的な考えと齟齬ないかもしれませんね…。
    「気を遣って疲れた」なんてのはそのまま気を消費している状態です。

    「血」が少なすぎると『心』が栄養できなくて精神を安定させることが出来ず、眠りづらくなる。これを「血虚症」と言います。
    顔色が蒼白、目がかすむ、不眠、手足のしびれ、月経不順などがみられるような状態です。

    逆に「血」や「気」が多すぎると精神が昂って眠りにくいということも起こります。

    東洋医学ではバランスを重視します。多すぎても少なすぎても身体に影響が出ます。
    何事も真ん中、「中庸(ちゅうよう)」が大事ということですね。


    鍼灸ではこういった不調に対し、足りないものには増やす(補する)ように、
    多すぎるものには減らす(瀉す)ようにコントロールし不調を整えます。

    じゃ、自分でできることって何だろう?と思い、このページを開いてくれた方が多いかと思います。

    まぁ、どこのホームページでも書いてることと同じです。(笑)
    それだけ普通が大事ということです。

    ・朝に起床、太陽の光を浴びて、生活リズムを整える。
    ・アルコール、カフェイン、濃いお茶を避ける。
    ・散歩などで軽く運動する事を心掛ける。
    ・布団に入る前の食事は避ける。

    こういった文言ですね。
    ただ、よく書かれるこういった文面を


    少しでも改善しようと悩んでおられるなら、是非自分を見直すところから始めましょう。

    ただ、こういった症状にお悩みでしたらお近くの鍼灸院へご相談ください。
    もちろん、当院でも不眠のはり灸を行っております。お力になれるように尽力いたします。
    是非ご相談ください。

    それではよい睡眠を。