京都市伏見区の視力回復・姿勢改善・腰痛改善などの鍼灸接骨院

たかのめ はり灸治療院 接骨院

タグ: アイシング

  • PEACE & LOVE

    PEACE & LOVE

    七夕ですが、愛と平和に目覚めたのか?と言うわけではありません。
    ケガの処置をどうすべきか、という考え方の最新情報を今日はつらつらと

    ちなみに七夕と愛と言うと彦星織姫の逸話が有名ですが、最近の子はあまり知らないようで。
    起源は色々言われていますが、中国の詩経と呼ばれる書の牛郎織女(ぎゅうろうしょくじょ)という話が原型に近いとされています。が、日本ではお得意の魔改造で色んなお話がごっちゃになってたり。
    両者が怠け者になって天帝に怒られて会えなくなる、天帝に間違った瓜の切り方を教えられて会えなくなる、喉が渇いて瓜食べちゃったパターン、とか色々。羽衣伝説と混ぜられるパターンも有名です。

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    星にまつわる民話の中では珍しく?ギリシア神話が関係ない説話
    日本で星と土地を行き来するような話は有名どころで言うと竹取物語ぐらいしかありません。

    閑話休題

    さて、外傷の初期処置、というとRICE(S)というのがこの業界の定番です。
    ですが2020年にとある研究者が提唱した怪我の初期対応から回復までを含めた対応の仕方が徐々に広まっているのですが、2024年頃から「PEACE&LOVE」というものと「POLICE」という考え方が広まってきているというお話。

    黎明期に説が乱立するとかよくあるやつですね(笑)
    どれが主流になっていくのかはまだ読めませんが、2つとも生き残りそうな気はします。
    今日はPEACE&LOVEの方を説明していきましょう。

    PEACE(外傷の初期処置)

    保護(Protection)
     ー損傷部位を保護する。これは以前から変わりません。ただ、痛みの出ない範囲で動かしても良い、とされています。

    挙上(Elevation)
     ―これも以前から変わらないもの。うっ血を避けるために心臓より高く、というのが基本です。

    抗炎症薬を避ける(Avoid anti-inflammatory)
     ー今までは炎症=痛みに繋がるという事で抑えていきましょうという話だったのですが、炎症を抑えすぎると予後にあまりよろしくないから…という理由であまりに抑えすぎるような考え方を一考しましょうという事です。

    圧迫(Compression)
     ーこれは変わらず。浮腫や腫脹が出過ぎるのは良くないというのは変わりません。

    教育(Education)
     ー患者に正しい知識を。という考え方です。今までは先生に任せきりで良いという考え方が主流でしたが、治癒の機序を患者がしっかりと理解して、やっていい事悪い事を患者自身が能動的に動けるようにしましょうという事。

    LOVE(亜急性~回復期まで)

    適度な負荷(Load)
     ーOptimal Loading=痛みのない範囲で動かす。のLoadです。適度に動かさないとその部位部位が癒着起こしたりすると治りが悪くなるよという事。

    楽観的思考(Optimism)
     ーケガについてある程度気楽に考えましょうという事。このケガの性で大会に出られないかも…と思い続けるとその考えがプレーに影響して動きが悪くなりさらに新たなケガを生んだりしかねないよ、というやつ。

    血流改善(Vascularisation)
     ー損傷した組織を治すのは「血液」です。酸素や栄養が無ければ話になりません。それらを運ぶものが血液という話なので血流を良くすることは必須です。

    運動(Exercise)
     ー段階的に適度な運動をすることで、「可動域」「筋力」「スタビリティ」などを回復させましょうという事。怪我の再発予防にも繋がる所なので運動療法は大事なのです。

    さて、今までの初期処置にあって無くなったものとしてはIcing(冷却)が項目から無くなりました。
    じゃぁアイシングはしなくて良いの?と言われると私はそうは思いません。
    何も考えずに長期にアイシングする事は良くないというだけであって、外傷直後の発熱時に放置すると痛みで寝れない…という事も起こり得ますし、その状態は組織の破壊を助長してしまいますので予後にも悪影響を及ぼします。

    そのバランスを考えて行えるのがプロフェッショナルだとは思っています。
    ケガ、甘く見て放置する事の無いようにだけお願いします。

    正直もっと違う頭文字無かったんか…と思わなくは無いです。
    それでは良い一日を。

  • 正しいアイシングとは

    正しいアイシングとは

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    8月です。
    人間、何事においても続けることが一番難しいと思っていますのでその難しいことを続けていけるように頑張って書いていこうとは思っています。程々に。

    写真は当ビルのエントランスにセミファイナル状態でひっくり返っていたニイニイゼミです。虫苦手な方はすみません。
    アブラゼミとクマゼミがノーマルならレアぐらいのセミです。小学生時分に1日50匹捕まえて五月蝿いから逃がしてこいと言われていた蝉少年としては市内では滅多に見ない蝉でちょっとテンション上がりました。が、調べてみると市街地で復活傾向にある模様。

    そして今日は怪我した時のアイシングの方法です。
    アイシングの是非については過去に語ってますのでそっちで。

    ・「運動後に」じっとしていても痛みがある。
    ・ぶつけた(打撲)、ひねった(捻挫)、肉離れ、動いている時に急激に痛みが出た等。

    ※運動後以外でじっとしていてもはっきりとしない痛みがある場合、内臓疾患の可能性があります。
     接骨院ではなく医院にかかりましょう。

    1.冷凍庫から「氷」を用意してください。
    2.ビニール袋等にぶち込んで、少量の水を入れてください。
    3.口を縛ってそのまま直接痛い部位にガシャガシャしながらアイシング
    4.氷が溶けきるまでやりましょう(およそ15分から20分)

    という感じ。
    大事なのが「氷」を使うと云うこと。
    よく保冷剤なんかでアイシングされる方もおられますが、あれはちょっと0℃時間が長すぎるので…小さいのでも2時間保ちますが…そんなに冷やすと凍傷になってまう。
    はい、今日覚えることはここまで。

    ここから先は理科のお勉強。
    何故氷なのかということなのですが、まずご家庭の冷凍庫、何度ぐらいでしょう?
    Hey!AI君回答!

    一般的な家庭用冷凍庫の温度は、-18℃前後が適正とされています。

    これは、日本工業規格(JIS)によって定められている基準で、微生物が増殖しにくくなり、食品の品質や安全性を保ちながら長期保存できる温度とされています。

    ただし、業務用冷凍庫や特殊な冷凍庫では、さらに低い温度(-20℃〜-60℃など)を設定できるものもあります。
    by Google Gemini

    というわけで正解は-18℃。
    JISに定められているそうです。それは知らんかった。

    で、氷点下のモノを体に当て続けるのは良くないので水を入れます。凍傷怖い。
    水を入れると早く溶けるからよくないのでは?と思う方も居られるかもしれませんが、ここで大事なのは-18℃~-1℃までの熱奪取量(吸熱量)と0℃で氷が水になる瞬間(融解熱)のどっちが奪う熱量(cal)は大きいのかということです。

    氷の温度を1℃上げる時に必要なCalは約0.5cal
    氷を解かすのに必要なCalは約80cal
    これを元に0℃まで上がることを計算しても氷が溶ける時に周囲から奪う融解熱の方がおよそ9倍のカロリー差があります。
    なので「溶ける瞬間」の氷がたくさんあるとアイシングの効率が良いということになります。

    ただ先ほども書きましたが、時間としては精々15分から20分程度に抑えておきましょう。
    10~20個ぐらいの氷がそれぐらいで溶けきるのでちょうどいいです。
    皮膚表面がぼんやり赤くなるぐらいですね。中々赤くならない場合はそれだけ熱を持ってると思ってもらえれば。

    これで皆さんも安全にアイシングできるように。
    因みに身体が凍ったら40℃のお湯で急速解凍するそうです。激痛らしい。
    それでは良い一日を。

  • スポーツ固有のケガ(バスケットボール①)

    スポーツ固有のケガ(バスケットボール①)

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    当院の近くには幼小中高・専(動物)と学校が一通り揃っています。
    当院は接骨院ですので部活動での怪我、外傷の治療ができます。
    流石に骨が飛び出てたりすると応急処置に留まりますが…

    私は小中とバスケ部に所属し一通りのケガも経験してきました。

    捻挫に打撲はもちろん、珍しいところで言えばSever病なんかもやってます。
    というわけでバスケでよくある怪我と初期対処の方法を紹介していきましょう。

    打撲

    よくあるのが俗にモモカンと呼ばれる太ももの打撲。相手の膝が自分の太腿にクリティカルヒットするやつですね。
    酷いやつは筋肉の線維が圧し潰され、細胞が破壊され内出血、腫脹が出現し、炎症が出るためジクジクとした痛みが続きます。
    歩くだけでも痛いという状態になっているのはちょっとまずいですね。放置すると破壊された筋肉が伸び縮みしない状態に変化してしまうので適切な処置が必要です。

    初期処置としてはアイシングと腫れがそれ以上酷くならないように包帯固定を行います。
    接骨院では柔整パッドと呼ばれるクッション材を当てつつ包帯を巻いてやることで出血を抑え、再吸収を促すことで素早く治るようにしていきます。

    放置していてはひと月かかっても痛みが残る。元通りのパフォーマンスが出せないということにもなります。

    ぶつけただけ、と甘く見てはいけなかったりします。

    捻挫

    よくある足首の捻挫。SLAM-DUNKのゴリみたいな無茶は絶対に駄目です。
    全国大会本番で…と言われると無茶するのも仕方なしというところではあるのですが…
    特に「内返し捻挫」と呼ばれる足の裏が内側へ向いて捻って発生する捻挫はきちんと治さなければなりません。

    脱臼にしても捻挫にしても「癖になる」とよく言いますが、きちんと治してしまえばそうそう何度も発生するものではなかったりします。
    癖になるのはちゃんと治せていないか、治る前に再度受傷してしまっているか…

    これも初期に大事なのは「アイシング」と「固定」です。特に固定。
    サポーターも治りかけの時は良いのですが、きちんと固定するなら柔道整復師の居る接骨院で包帯固定一択です。

    『捻挫』というものは関節が「動いて良い範囲」を超えて動いてしまった結果、周囲の軟部組織と呼ばれる、筋、腱、靭帯、関節包といったものが損傷してしまっている状態です。
    これが再度動いていい範囲を超えるとさらに組織が損傷してしまいます。

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    by SLAM-DUNK

    こんな事は絶対に止めましょうね。

    靭帯が断裂しておらず、きちんと固定、安静が取れれば1、2週間で治ります。
    靭帯断裂している場合は…整形外科さんとの相談が必要になります。

    当院では超音波画像により損傷の程度を判断した上での処置を行います。

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    (ちょうど損傷しやすい「前距腓靭帯」を映しているところです)


    長くなってきたので今日はこの辺りで!
    次回はオスグッドシュラッター病、セーバー病について解説していきたいと思います!

    それでは良い一日を。

  • ケガの初期処置について

    ついに梅雨入りしてしまいました。
    接骨院に来られる方はどこかが悪い方ばかりなので、雨が降ると途端に来院しにくくなってしまうようでして…。ちょっと暇になります。

    なのでケガの初期処置について少々。

    捻挫や打撲など一般的なケガと呼ばれるものの治療を行うのが接骨院です。
    これは実は整骨院でも変わりません。
    逆に整骨院でしていることは接骨院でもできます。

    そして上記のケガをされた場合にまず行うことと言えば「アイシング」

    近年では重度の筋肉の損傷にはアイシングしない方が早く治るといった論文も発表されましたが、ちょっと転倒してぶつけた、ラケットを振っていて肩を痛めた、なんてケガではまだまだアイシング一択です。

    アイシングは肉離れなどの筋損傷後の再生を遅らせる

    https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/2023_03_22_02/

    軽微な筋損傷に対するアイシングは筋損傷後の再生を促進する

    https://www.kobe-u.ac.jp/ja/news/article/2023_03_22_02/


    でもどのぐらいすれば良いのか?どうやってやれば良いのか?
    シップ?氷?保冷剤?などなど本当に正しいやり方はネットで検索しただけでは分かりにくいですよね。

    そういった事については調べるよりも体験するのが早いです。
    『百聞は一見に如かず』
    ネットの情報が間違っていたなんてのは多々あります。
    最近流行りのAIも百パーセントの正答を示してくれる訳ではないようですし…。

    ちなみに冷シップはイマイチ効果がありませんので注意!
    数分で体温によって温かくなってしまうので…

    ですので、そういったケガをされた場合
    接骨院にご相談いただくのが一番良いかと思います。
    是非お気軽にご相談ください。